韓国文化コンテンツ振興院(KOCCA)と映像産業振興機構(VIPO)の共催で、2008年12月17日(水)に、国立新美術館(東京港区)において、「日韓映像ビジネスフォーラム2008」が開催されました。
このフォーラムは、韓日両国のコンテンツの魅力と海外マーケットに向けての可能性について探るもので、年1回開催されています。今年に入り、映画「彼岸島」、「ボート」など韓日合作の話題作映画も製作され、韓国と日本は文化的にもビジネス的にもますます交流が促進されていますが、今回のフォーラムは、「韓日映像コンテンツ~合作・共同制作ビジネススキームとその可能性~」と題して実施されました。
まず冒頭、韓国映像コンテンツ・プロジェクト発表として、韓国の映像プロダクション関係者3名に、それぞれの方が関わるプロジェクトの進捗状況についてご報告頂きました。
続いて、基調講演の形で、現在進行中の韓日合作作品に関わるプロデューサー、クリエイター2名に、これまでの経験に基づく、韓日合作のメリットや現在韓日で進められている新しいビジネスモデル、韓日の映像コンテンツの海外市場展開の今後の可能性について語って頂きました。
そして、最後のパネルディスカッションでは、現在進行中の韓日合作の映像コンテンツ制作に関わる日韓のプロデューサー及び有識者に、当該プロジェクトのビジネススキーム、その目指すところなどを語って頂き、今後の日韓の映像コンテンツの世界展開への可能性を具体的なケーススタディーを交えながら探って頂きました。
今後も、当機構は、本フォーラム等の事業を通じて、日韓両国が映像コンテンツを媒体に、より一層の交流を深めていけるよう努めて参ります。
日時 | 2008年12月17日(水) | フォーラム 13:00~16:20 交流会 16:35~17:15 |
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場所 | 国立新美術館・講堂 東京都港区六本木7-22-2 |
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主催 | 韓国文化コンテンツ振興院(KOCCA) | |
共催 | 映像産業振興機構(VIPO) | |
テーマ | 「韓日映像コンテンツ ~合作・共同制作ビジネススキームとその可能性~」 | |
プログラム | 1. 韓国映像コンテンツプロジェクト発表 | |
アン・ドンギュ氏 (株)映画世界代表取締役 パク・ソンウ氏 (株)マクログラフ(CG制作)理事 キム・イルホ氏 (株)OCON(アニメーション制作)代表取締役 |
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2. 基調講演 I | シン・チョル氏 (株)シンシネ代表取締役 | |
3. 基調講演 II | 三村 順一氏 (株)WJプロデューサー&ディレクター | |
4. パネルディスカッション | ||
【パネリスト】 | キム・ヒョンジュン氏 (株)ダインフィルム代表取締役 イ・ジュンホ氏 (株)クラゼピクチャーズ代表取締役 與田 尚志氏 (株)ティジョイ常務取締役 三宅 澄二氏 (株)ミコット・エンド・バサラ代表取締役社長 |
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【モデレータ】 | 竹内 宏彰氏 (株)シンク総括プロデューサー |
韓国文化コンテンツ振興院は、文化コンテンツ産業が未来の世代をリードしていく次世代成長力の一つであるという国家的な共通認識の中、2001年8月に設立されました。特に韓国内の文化コンテンツ企業の制作や輸出活動だけではなく、外国の文化コンテンツ企業及び機関との共同制作や相互交流をサポートするなど、国家間の共同制作や相互交流をサポートするなど、国家間の共同発展基盤の構築にも尽力しています。
NPO法人 映像産業振興機構(VIPO)
担当:新屋