昨年、2008年10月に開催されたJAPAN国際コンテンツフェスティバル(愛称コ・フェスタ)のオリジナルイベント「劇的3時間SHOW」が、株式会社イースト・プレスより書籍化され、『劇的クリエイティブ講座』として9月4日より発売されます。
「劇的3時間SHOW」は、日本のコンテンツ業界で活躍するプロフェッショナルが一日1名ずつ出演し、それぞれが3時間を自由に構成しながら、自身の成功につながった技術や経験、コンテンツ観などを語るライブトークイベントです。参加者は、コンテンツ業界を目指す学生を中心に、映画、ゲーム、出版、テレビなど、各コンテンツビジネスに携わる20~30代の方となっており、2007年の開始以来、プロフェッショナルの考えやコンテンツ業界の現状を、“ライブ感”溢れる会場で体感できる絶好の機会として、多くの方から好評を博してきました。
しかし、これまでの「劇的3時間SHOW」は、東京での開催ということで、首都圏以外の方々が気軽に参加できるものではありませんでした。また、イベント終了後のアンケートからは、「他の出演者の話も聞いてみたい」、「プロフェッショナルの貴重な言葉をまとめて欲しい」といった希望が多く寄せられていました。そこで今回、より多くの方々へ、“コンテンツ業界の人材育成”というイベントの趣旨と、それに賛同された出演者による熱い3時間SHOWを届けるために、昨年実施した内容の書籍化が実現しました。
書名 | 劇的クリエイティブ講座 |
著者 | 石川光久(株式会社プロダクション・アイジー代表取締役社長)、大宮エリー(映画監督・脚本家・作家)、川上未映子(作家・ミュージシャン)、佐藤可士和(アートディレクター)、堤幸彦(演出家・映画監督)、藤村忠寿(北海道テレビディレクター)、松任谷正隆(音楽プロデューサー)、FROGMAN(映像クリエイター) ※敬称略 |
価格 | 1,800円(税別) |
発売日 | 2009年9月4日(金) |
発行 | 株式会社イースト・プレス |
なお、今年の劇的3時間SHOWは9月1日(火)より一般受付開始となります。今年は新たに、日本の伝統芸能である歌舞伎をはじめ、ファッション、先端技術ロボットの分野からも出演者が登場し、よりクリエイティビティ溢れる3時間SHOWをお届けします。
開催期間 | 2009年 10月5日(月)~13日(火) スパイラルホール(東京・青山) 10月26日(月) アサヒ・アートスクエア(東京・浅草) |
観覧料金 | 無料 |
チケット申し込み方法 | 9月1日(火)正午~9月23(水)正午まで、ホームページにて応募受付予定 (※選考方法は抽選とさせていただきます) ホームページ: http://www.geki3.jp(PC・モバイル共通) |
出演者スケジュール | 10月5日(月)18:30~21:30 市川 亀治郎 歌舞伎俳優 |
6日(火)18:30~21:30 田口 浩司 アニメコンテンツ プロデューサー |
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7日(水)18:30~21:30 高橋 靖子 スタイリスト |
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8日(木)18:30~21:30 高橋 智隆 ロボット クリエイタ― |
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9日(金)18:30~21:30 糸井 重里 コピーライター・「ほぼ日刊イトイ 新聞」編集長 |
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10日(土)17:00~20:00 弘兼 憲史 漫画家 |
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11日(日)17:00~20:00 木村 大作 映画監督・撮影監督 |
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12日(月・祝)17:00~20:00 名越 稔洋 ゲームクリエイター |
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13日(火)18:30~21:30 武部 聡志 音楽プロデューサー |
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26日(月)18:30~21:30 佐藤 可士和 アートディレクター |
日本が誇るゲーム、アニメ、マンガ、キャラクター、放送、音楽、映画といったコンテンツ産業およびファッション、デザイン等コンテンツと親和性の高い産業に関わる各種イベントが連携して開催する世界最大規模の統合的コンテンツフェスティバル。日本発のあらゆるコンテンツが相互に影響しあいながら連携し、その発信・伝達のためのメディア技術産業とも連携しつつ新たな可能性を創造し、広く海外にアピールしていく世界最大のコンテンツフェスティバルを目指す。2007年に初めて開催、今年3年目を迎える。開催期間は、9月24日(木)から10月28日(水)の約1ヵ月間。昨年は各イベントで、合計約80万人を動員する。(ホームページ: http://www.cofesta.jp)
コ・フェスタ実行本部(NPO法人 映像産業振興機構内)
担当:小林(広報室)
TEL:03-3543-7321、FAX:03-3543-7322、E-mail:geki3press@vipo.or.jp