10月8日から16日まで開催された第14回釜山国際映画祭において、12日(月)にジャパンレセプションが海雲台パラダイスホテル本館1階のロビーラウンジにて開催され、日韓をはじめ各国の映画関係者250名ほどが参加しました。
ジャパンレセプションは、日韓及び世界各国の映画関係者の交流の場として、財団法人日本映像国際振興協会(ユニジャパン)、文化庁と当機構(VIPO)の共催により毎年行われており、今年で5回目の開催となります。
釜山国際映画祭の公式上映作品、マーケット上映作品のポスターパネルで装飾されたレセプション会場で文化庁合田隆史次長、依田巽東京国際映画祭チェアマン、ユニジャパン西村隆事務局長、VIPO石川知春事務局長が出迎えました。まず主催者を代表して文化庁合田隆史次長が開会の挨拶にて「第14回を迎え、ますます盛況を呈する「釜山国際映画祭」で19本もの日本映画が公式上映されることを大変嬉しく思っております。この釜山の地からアジア各国、さらには世界各国に多くの日本映画が飛躍していくことを期待しております。」と述べ、ソウルでの日本映画上映会について、「近年、韓国と日本との間において、様々な分野での交流が活発に展開され、大きな成果を挙げております。2005年の「日韓友情年」を契機に文化庁がソウル市で始めました日本映画の上映も、この5年間で150本以上を紹介することができました。今年度も11月中旬の開催を予定しております。」と紹介しました。
引き続き来賓を代表して、韓国映画振興委員会(KOFIC)の新委員長、チョ・ヒムン氏、11月にソウルで行われます日本映画上映会のプログラム・ディレクターであり、ジャパンフィルムコミッション寺脇研理事長、依田東京国際映画祭チェアマン、キム・ドンホ釜山国際映画祭執行委員長にご挨拶を頂きました。
また、映画祭公式上映作品の関係者の中から、「パレード」(A Window on Asian Cinema部門)、「今度は愛妻家」(Open Cinema部門)の行定勲監督、「Lost Paradise in Tokyo」(New Currents部門)の白石和彌監督と俳優の菟田高城氏、「Beautiful Islands」(Wide Angle、ドキュメンタリーコンペティション部門)の海南友子監督にご挨拶を頂きました。
最後に、今年、財団法人日本映像国際振興協会事務局長に就任されました西村事務局長による挨拶をもってレセプションの中締めとし、賑やなうちに閉会を迎えました。