VIPOでは2017年7月20日(木)、「福井健策弁護士コンテンツ法律セミナー『コンテンツ業界が知っておきたい動画制作・公開の著作権と肖像権』」を開催いたしました。
当セミナーは、コンテンツ業界の皆さまが今一番知りたいことは何かという視点で、福井健策弁護士をお招きして定期開催しています。これまでに「TPPで変わる著作権とビジネス慣行」、「配信プラットフォーム契約の攻略法」、「AI(人工知能)著作権の攻略法」を実施。今回は第4弾として、コンテンツ業界における投稿動画の現状分析と、ビジネスに関わる著作権および肖像権の基礎知識を解りやすく解説してもらい、最新情報を共有するとともに、コンテンツ産業として動画と著作権をどう捉え対応すべきかについて理解を深めました。
会場には映像コンテンツに携わる事業者様を中心に70名の皆さまにお集まりいただき、講話後は参加者自身が直面する具体的な映像使用とその著作権などについて積極的な質疑応答が行われたほか、アンケートでは「実例が提示され、内容を理解しやすかった」、「実務の現場でスタッフ指導の役に立つと感じた」といったご意見をいただくことができました。
コンテンツ業界における投稿動画の現状分析と、ビジネスに関わる著作権および肖像権の基礎知識を解りやすく解説。最新情報を共有するとともに、コンテンツ産業として動画と著作権をどう捉え対応すべきかについて講義していただきました。
冒頭では「著作権は何に生ずるのか」という基本事項の復習から著作隣接権、肖像権について、また権利発生分岐点の判断要素について説明が行われ、それらのまとめとして、権利処理の注意点など実践的に役立つ知識を丁寧に解説いただき終了いたしました。
参加者が実務上直面している権利処理の分岐点等について、多数質問が寄せられました。
【日時】 2017年7 月 20 日(木) 15:00~17:00
【会場】 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
【参加費】 一般:8,000円/VIPO会員:6,000円(ともに税込)
【参加人数】 70名
【主催】 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)