VIPOが企画・運営する文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2017」では、今年度の製作実地研修(短編映画製作)を実施するにあたり、協力いただく制作プロダクション5社を決定いたしました。
12年目を迎える今年度は、35の推薦団体より62名の応募をいただき、夏のワークショップを経て5名の作家を決定し、その後講師による指導のもと脚本開発を行ってきました。製作実地研修では、プロのスタッフのもと35mmフィルム撮影による短編映画の製作を行います。10月より撮影準備に入り映画の完成は2018年1月。2018年2月から3月にかけて東京他で合評上映会及び劇場公開を行います。
選ばれた若手作家5名の作品にぜひご期待ください。
作 家:池田 暁(いけだあきら)/作家推薦団体:PFF
作 家:奥野 俊作(おくのしゅんさく)/作家推薦団体:日本映画製作者協会
作 家:金 晋弘(きんじんほん)/作家推薦団体:東京藝術大学大学院映像研究映画専攻
作 家:齋藤 栄美(さいとうえみ)/作家推薦団体:シナリオ・センター
作 家:中川 和博(なかがわかずひろ)/作家推薦団体:PFF
・10月~1月:準備~撮影~仕上げ
・2月:合評上映会(東京他予定)
・3月:劇場公開(東京他予定)
1989年『Aサインデイズ』でプロデューサーデビュー。その後、大映と角川映画にて製作畑一筋に44作品のプロデューサーを担当。主な作品は『CURE』(97)、『回路』(99/カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞)、『ガメラ』(95)、『ガメラ2』(96)、『ガメラ3』(99)、『DEAD OR ALIVE犯罪者』(99)、『沈まぬ太陽』(09/第33回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞)など。現在はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭 ディレクター。
優れた若手映画監督を公募し、本格的な映像製作技術と作家性を磨くために必要な知識や技術を継承するためのワークショップや製作実地研修を実施すると同時に、作品発表の場を提供することで、次代を担う長編映画監督の発掘と育成を目指しています。
公式サイト: http://www.vipo-ndjc.jp 公式twitter: https://twitter.com/ndjc_project
その他、事業に関する詳細は、ndjc公式サイトをご参照ください。