中山道の人気トレッキングコースをまるでその場を駆け抜けているかのような視点で撮影した。カメラはスタビライザー付き4Kカメラ「Osmo」を使用。ただし、山道ではブレが過大となるため、信号処理でブレ補正対応を行った。

開発は平坦なアスファルトを中心に行っていたため、山道等の悪路での撮影は困難となった。撮影は徒歩をメインとし、可能な場合は自転車で撮影した。撮影時の高さは目の高さくらい。

ブイテック研究所が東京大学工学部の相澤清晴教授の協力を得て開発した「クロノス映像」。撮影や編集技術を用いて映像のブレを大幅に抑える技術。映像を高速再生する際にクロノス技術が力を発揮し、100倍速でもブレの少ない映像にすることができる。

通常であればカメラのブレを抑えるためにレールを敷く必要があるが、それが不要となるため、コストが大幅に削減できた。また悪路等のレールが敷けない場所での撮影も可能となった。撮影時および編集時にクロノス技術を利用し、ブレのない映像を安価に撮影することができた。

想定視聴者層は、インバウンド観光者。年齢制限は無い。

クロノス映像技術自体がブレを抑える技術であり、没入感・臨場感向上に資すると考えている。

撮影において事前のロケハンを重ね、また地元自治体との協議も複数回実施した。

＜中山道トレイル＞※現在WEBページ制作中につきクロノス映像未アップ。2月OPEN予定。
http://nakasendo-trail.com/

最先端技術を利用したまったく新しい動画です。エリア全体を紹介する観光プロモーション動画として最適だと考えています。