NPO法人 映像産業振興機構(略称:VIPO、理事長:松谷孝征、東京都中央区)は、2009年より映像産業の人材育成基盤セミナーを実施しておりますが、本年度は財団法人 画像情報教育振興協会(略称:CG-ARTS協会、理事長:澤部正喜、東京都中央区)との共催にてミザンセーヌに関する基盤セミナー「ミザンセーヌ向上のための基礎講座-デジタル時代のミザンセーヌ-」を2012年3月29日(木)に銀座フェニックスプラザ(東京都中央区)にて開催しました。
VIPOでは映像コンテンツの製作で最もリスクヘッジに役立つのはシナリオ、収益性の高いのはキャラクターであるとし2009年・2010年度には「シナリオアナリスト養成セミナー」と2010年度には「キャラクターメイキング&アナリスト養成セミナー」を開催し、シナリオアナリスト、キャラクターアナリストの認定を実施しております。
本年度は映像コンテンツの価値を最も上げるのはミザンセーヌであるとし、映像制作先進国で注目されているミザンセーヌの最新コンセプトを短時間で把握し、利用できるものとして本セミナーを実施。基礎講座と題した今回のセミナーでは、大きく7つの項目に分け説明いただき、アニメーション、映画、ゲーム、テレビ、大学など広範にわたる業種の方々から約70名の方々にご参加いただきました。受講された皆様からは、これまで知らなかった内容に、大変有意義だったという声を多くいただきました。
日時 | 2012年3月29日(木) 15:30-17:30 (15:00開場) |
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場所 | 銀座フェニックスプラザ3F 第1+第2会議室 (東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館 |
講師 | 子 満(東京工科大学客員教授)フジテレビの制作部、映画部を経て、アメリカMGMスタジオでデイヴィッドリーン、ヴィンセントフェネリー組に配属。帰国後、CGスタジオ「JCGL」を創立、アメリカでメトロライトスタジオを創設、「トータルリコール」の特殊効果(アカデミー特別視覚効果賞)やコンピュータ・アニメ制作システムを開発。帰国後、慶応義塾大学SFC教授を経て、現在、東京工科大学客員教授、中国徳稲マスターズアカデミー教授。学術博士(東京工業大学)。著書に「映像コンテンツの作り方」、「シナリオライティングの黄金則」など。 |
受講対象者 | 映像コンテンツ業界で働き、映像コンテンツ制作とその利用に興味を持っている方。 これまでの経験やバックグランドは問いません。 |
費用 | 無料 |
講義内容 | Seminar1:前編・ミザンセーヌの特色・欧米での試み・デジタル時代のミザンセーヌ Seminar2:後編・ミザンセーヌの失敗例と成功例・ミザンセーヌの評価基準 ・共通コンセプトと専門表現・映像コンテンツの価値をあげるために・質疑応答 ※ミザンセーヌとは映像制作におけるシーン構成を行うための諸々の作業のことです。 |
NPO法人映像産業振興機構 渉外企画室 宮内
TEL:03-3543-7531 FAX :03-3543-7533
VIPO主催 人材育成基盤セミナーシリーズ#5「ミザンセーヌ向上のための基礎講座-デジタル時代のミザンセーヌ-」実施報告