J-LOP4 活用事例

株式会社東京放送ホールディングス

『Channel JAPAN』2017年度アジア広域放送の実施

日本の情報番組を広くアジアで放送することを目的とし、TBSと日本経済新聞社が共同で設立した「日経・TBSスマートメディア」を通じて両グループの情報番組のコーナーをローカライズした英語番組『Channel JAPAN』を制作、18の国と地域をカバーするCNBCアジアを通じて2017年4月2日~2018年1月28日にかけ、日曜朝9時からと夕方17時(再放送)からの各1時間にわたって放送を実施した。
TBSグループの『がっちりマンデー!!』、『夢の鍵』、『日本遺産』、日経グループの『ワールドビジネスサテライト』、『夢織人』、『けいざいナビ北海道』などの報道・情報番組の中からアジアの視聴者にとって関心の高そうな内容の企画、コーナーを厳選してローカライズを実施した。CNBCアジアはビジネス層(中間管理職以上)の視聴者が特に多いチャンネルなので、特にこうした視聴者層の関心が高い日本の経済、企業活動、技術などの分野で最新の情報を届けることに重点を置いた。
一方で最近のインバウンド需要の高まりを受けて、日本全国の自然や伝統、文化、食、景勝地、観光地等を広く紹介し、その魅力をアジアの視聴者にアピールすることにも重点的に取り組んだ。特にBS-TBSの『日本遺産』やBSジャパンの『知る食うロード』などは地方の魅力ある伝統・文化を取り上げる番組で、地方へのインバウンド需要を喚起することを狙いとした。