J-LOP4 活用事例

岩崎書店

日本の出版コンテンツを海外出版社に紹介して自国語で販売してもらう事業

世界100ヶ国以上の出版業界の専門家が一堂に会し、国際版権ビジネスの商談を行う世界一のブックフェア「フランクフルト・ブックフェア」(2017年10月11日~15日)に参加。大日本印刷株式会社(以下DNP)のブースに出展し、絵本出版コンテンツを海外の出版社に紹介して販売してもらう契約交渉を行った。本事業はDNPと協業して行ったもの。
DNPの出展ブースに出展して、DNPが協業する約22社の日本の出版社と連携しながら絵本コンテンツを海外の出版社に紹介し、商談を行った。カタログには欧米出版社向けに30点の作品を紹介しているが、取引実績のあるアジアの出版社(韓国、中国など)との商談もあるため、100冊近くの絵本を用意して直接各社に紹介した。今回は、22社の出版社と商談を実施。主な国は、イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、ロシア、トルコ、韓国、中国である。今回は契約が締結できるようにゆとりを持って、じっくり商談に臨むことを目標とし、スケジュールも1枠前後に商談を入れないように設定した。おかげでいつものように忙しくて流されることは無く、一つ一つ考えながらきちんと取り組むことができた。国内で10万部超えの絵本『いっさいはん』やアジアで人気のある絵本『世界恐竜発見地図』も新刊として多数の出版社に紹介することができた。