2月13日(土)映像産業振興機構(VIPO)京都事務所は京都府との共同主催による「京都映画・映像企画市」を開催しました。
当事業は、40代までの若手映画製作者を対象に「京都府内で撮影を想定した作品」または「時代劇を中心とした歴史作品」の企画を募集し、選考に通過した企画者がプレゼンテーションを行い、映画のプロの方々に評価をいただく企画ワークショップです。
評価者には、掛尾良夫氏(キネマ旬報映画総合研究所所長)、大森一樹氏(映画監督/大阪芸術大学映像学科長・教授)、林海象氏(映画監督/京都造形芸術大学映画学科長・教授)、沢村敏氏(東京テアトル㈱映像事業本部編成部)、妹尾啓太氏(東映㈱京都撮影所 制作部 プロデューサー)、田中彰氏(㈱松竹京都撮影所 取締役 映像部長)ら6名をお招きしました。
応募は全部で13企画集まり、選考を通過した9企画12名の企画者がプレゼンテーションを行いました。それぞれ持ち寄られた企画は、京都在住の映画監督原将人を追ったドキュメンタリー作品や、元寇をモチーフにした歴史超大作、京都のベッドタウンを舞台としたサスペンスなどのほか、2008年より取り組みが行われている「京都映画若手人材育成ラボ」で撮影された短編二作品の長編化企画等、バラエティ豊かな内容となりました。
ワークショップは松竹京都撮影所内の試写室で行われ、事前に申し込みをされた一般参加者40名が来場しました。
ワークショップ終了後には、エキスパートミーティングを開催。東映京都撮影所の食堂を会場に、関係者を含め60名が集い交流をはかりました。また、当エキスパートミーティングの場でVIPO京都事務所の開所式を開催し、石川事務局長よりご挨拶をいただきました。
翌日14日には、松竹京都撮影所、東映京都撮影所、東映太秦映画村の見学会(エクスカーション)を開催。企画参加者、評価者ら12名が参加し、撮影所内のオープンセットやスタジオを見学しました。
企画市ワークショップ(会場:株式会社松竹京都撮影所 試写室)
13:00?13:05 | 主催者挨拶 山下京都府商工労働観光部長 |
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13:05?13:10 | 趣旨説明 評価者紹介 |
13:10?13:15 | 「京都若手才能育成ラボ」の取組について 説明:京都文化博物館学芸員 森脇清隆氏 |
13:15?16:25 | 発表者によるプレゼンテーションと評価者による講評(全9企画) |
16:35?17:15 | パネルディスカッション「映画のまち 京都の魅力」 |
エキスパートミーティング(会場:東映株式会社京都撮影所内 食堂)
17:30 | 開会 |
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17:31?17:36 | ご挨拶 東映㈱京都撮影所 奈村取締役所長 |
17:36?17:41 | 乾杯 石川VIPO事務局長 ※VIPO京都開所式ご挨拶 |
17:41?19:00 | 情報交換会 |
18:55?19:00 | 中締め ㈱松竹京都撮影所 北川代表取締役社長 |
主催
京都府 NPO法人映像産業振興機構(VIPO)京都事務所
共催
太秦フェスティバル実行委員会
後援
経済産業省近畿経済産業局
協力
東映㈱京都撮影所 ㈱松竹京都撮影所 ㈱東映京都スタジオ
京都文化博物館
立命館大学映像学部
京都造形芸術大学芸術学部映画学科
京都嵯峨芸術大学芸術学部メディアデザイン学科
映像産業振興機構(VIPO)京都事務所
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