VIPOは、経済産業省「コンテンツ関連ビジネスマッチング事業」の一環として、2019年2月27日(水)に「海外動画配信サービスにおける『日本コンテンツ専用チャンネル』 活用セミナー ~A New Business Model to Export Japanese Content Worldwide~」を開催いたしました。
当日の資料 『Your gateway to the world “New Licensing Opportunities”』 (ダウンロード PDF:1.3MB) |
Amazonプライムにおいて、アメリカ市場向けの日本コンテンツ専門有料チャンネル「J-Edge(ジェイ・エッジ)」やその他のインターナショナルチャンネルを運営するGlocal Media(グローカルメディア)社から、CEOのデニス ヤン氏、チャンネルマネージャーの中村 淳(あつみ)氏をスピーカーにむかえ、アメリカにおける日本コンテンツの需要や、その他海外向けの日本コンテンツ専用チャンネルの可能性について紹介。
番組には、日本語のコンテンツをそのまま提供するパターン(主に現地の日本人がターゲット)と、ローカライズして提供するパターンの2通りが存在し、Glocal Media社はローカライズする上では日本のコンテンツホルダーにとっては権利処理等のさまざまなハードルがあることを十分理解しています。そのためローカライズ業務は彼らが担い、場合によっては費用を負担するなど、日本のコンテンツを海外に向けて発信するための障壁をできる限り取り除くよう柔軟に対応しているとのこと。プレゼンテーションの最後には今後展開する予定のさまざまなジャンルのチャンネルにコンテンツを提供する上での具体的な進め方についても紹介しました。
プレゼンテーションのあとにはマッチングセッション(名刺交換会)の時間を設け、積極的に多くの参加者がコミュニケーションを取る場となりました。
参加者は55名。実施したアンケートでは、回答者の90%以上から有意義であったと回答があり、60%以上がGlocal Mediaの提供するチャンネルにコンテンツの提供を検討したいと回答しました。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
第6事業部 担当:風岡
Tel:03-3543-7531 / E-mail:matching@vipo.or.jp
日本のアニメ、マンガ、映画、音楽等のコンテンツの成長を継続し、発展させていくため、コンテンツの海外展開に向けた市場を拡大するとともに、コンテンツを主軸としたオープン・イノベーションを促進し、関連産業への波及を生み出していくことを目的としたプロジェクト。日本発のアニメ、マンガ、映画、音楽等のコンテンツや先進的なコンテンツ技術に係るビジネスマッチングの機会を提供することにより、日本コンテンツの国際取引活性化や新市場創出を図ります。