VIPO(ヴィーポ)は、2023年8月30日(水)、9月6日(水)の2日間で、アニメ制作において、シナリオを読むことが必須の制作者へ向けた講座を開催しました。シナリオライターとどのようなコミュニケーションをとってシナリオ会議を円滑にし、脚本をブラッシュアップしていくのか、「打ち合わせの技術」と「脚本の基礎」を学び、グループワークによって実践形式でブレストしました。本講座は、業界で活躍されているアニメプロデューサーや企画職の方にご参加いただきました。
脚本家・小説家の小林雄次氏を講師に迎え、座学、トークセッション、グループワークのご指導、講評をいただきました。またゲストには、脚本家の豊田百香氏と鈴木良太氏にご登壇いただき、教材となるシナリオも執筆。トークセッションや受講者とのワークショップにもご参加いただきました。
プログラム
1日目:8月30日(水) 13:00~17:00
- 講義
- 脚本家の豊田百香氏・鈴木良太氏とのトークセッション
- 課題の説明
2日目:9月6日(水) 13:00~17:00
応募フォームによる事前申込制で、応募者多数のため書類選考となりました。12名がVIPOの会議室で対面にて受講。最終日には懇親会を催し、講師と受講者同士の交流を深めました。
講座終了後アンケートから受講者の声
- 非常にロジカルでかつ分かりやすい講座でした。ワークショップの進め方も大変分かりやすく、議論に参加しやすいやり方で楽しく学べました。
- 本講座は非常に価値のあるものだったと感じます。とても意義深い時間でした。
- 色々な考え方や意見に触れられ、楽しみながら行うことが出来、良い経験になりました。
- 目的意識の高い参加者同士の出会いは新鮮でした。
講師プロフィール
小林雄次(こばやしゆうじ)氏/脚本家・小説家
長野県生まれ。2002年にアニメ『サザエさん』で脚本家デビューを果たす。日大芸術学部映画学科、跡見学園女子大学、東京作家大学にて講師を務める。オンラインサロン「シナリオランド」オーナー。日本放送作家協会常務理事。
<代表作>
アニメ/『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(構成) 『美少女戦士セーラームーンCrystal』(構成) 『プリキュア』シリーズ 『デュエル・マスターズ』シリーズ 『爆丸』シリーズ
特撮/『ウルトラマン』シリーズ(構成) 『牙狼<GARO>』 『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』 『獣拳戦隊ゲキレンジャー』
ドラマ/『ベイビーステップ』 『オルトロスの犬』 『監査法人』 『中学生日記』
バラエティ/『天才てれびくんYOU』(構成)
舞台/『六番目の小夜子』
著書/『脚本家という生き方』 『特撮ヒーロー番組のつくりかた』 『キセキ -あの日のソビト-』
漫画原作/『バツイチ コンシェルジュ ~寄り添うふたりの縁結び~』(連載中)
【後援】 一般社団法人 日本放送作家協会、一般社団法人 日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム
お問い合わせ先
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
セミナー事務局 担当:木元・佐藤
Tel:03-3543-7531 E-mail:seminar@vipo.or.jp