JLPP事務局とVIPO(ヴィーポ)は、文化庁からの委託を受け「令和5年度活字文化のグローバル発信・普及事業」の一環として、JLPP翻訳コンクールを実施しており、この度、第8回JLPP翻訳コンクールの受賞者が決定しましたので、お知らせいたします。
第8回JLPP翻訳コンクールでは英語部門を実施し、過去最多の271名の応募があり、その中から最優秀賞1名、優秀賞2名が選出されました。
今後、コンクール受賞者をはじめ、日本の文芸作品の翻訳に取り組まれる方々が、優れた翻訳家として世界で活躍され、日本の文芸作品が世界で一層広まっていくことを期待します。
また、6年ぶりに授賞式および記念シンポジウム「BUNGAKU DAYS 2024 SPRING」をリアル開催しますので、併せてお知らせいたします。
課題作品:藤野可織著「私はさみしかった」
対象言語:英語
応募人数: 271名
最優秀賞(1名)
レベッカ・アン・ゲイディ(アメリカ)
優秀賞(2名)
ジョー・ラムリー(イギリス)
リサ・ウィルカット(アメリカ)
スティーヴン・スナイダー氏(日本文学研究者、ミドルベリー大学教授)
アリソン・パウェル氏(日本文学翻訳家)
サム・ベット氏(日本文学翻訳家)
※受賞者の翻訳作品および審査委員講評は、第8回JLPP翻訳コンクールのウェブサイトをご確認ください。
https://www.jlpp.go.jp/competition8/
日時:2024年3月10日(日)13:00~
会場:九段会館テラス コンファレンス&バンケット (東京都千代田区九段南1-6-5) [アクセス]
プログラム
(1)記念シンポジウム:現代日本文学を様々な視点から考察するシンポジウムを開催
(2)第8回JLPP翻訳コンクール授賞式:受賞作品講評、受賞者の紹介および賞状の授与、受賞者の挨拶等
※詳細は、後日「BUNGAKU DAYS 2024 SPRING」公式サイトにて発表予定です。
https://www.jlpp.go.jp/bungakudays2024_s/
日本の多様で豊かな活字文化を海外へ発信・普及させるため、海外発信の基盤となる翻訳家の発掘・育成を行うとともに、出版社等による作品の海外展開を促進し、あわせて、世界の文学関係者、出版関係者等を対象に、日本の活字文化の理解をより深めるための活動を実施いたします。
JLPP事務局
E-mail: jlpp_office@jlpp.go.jp
※メールでお問い合わせの際は、件名に「JLPP翻訳コンクール」とご明記ください。