VIPO(ヴィーポ)は、経済産業省「令和5年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、2024年2月4日(日)〜7日(水)の期間、米国サンディエゴにて開催された北米最大のキッズエンターテインメント産業見本市「Kidscreen Summit(キッズスクリーンサミット)2024」にジャパンブースを出展しました。
「Kidscreen Summit 2024」のジャパンブースには、アスミック・エース、Custom Nuts、テレビ朝日、テレビ東京、TMS Entertainment USA、Zomiaの計6社の日本企業が参加し、4日間の会期中、北米・中南米・欧州・アジア等さまざまな海外マーケットへ自社コンテンツを展開するため商談の機会を持ちました。
Kidscreen Summitの現地でのブース出展は、オンライン出展も含め今年で6度目。各社は、事前にアポを取った企業や現地で出会った企業と4日間精力的に商談を行いました。ブースでの商談以外にも、大手バイヤーが求める作品についてのビジョンを聞くことができるセッション「30minutes with…」や、「ターゲット年齢別のコンテンツ需要」といった業界のトレンドを取り上げる各種パネルの聴講、通常アポが取りにくい大手の配信プラットフォームや放送局等の担当者に1対1でピッチを行う「Speed Pitching」といったセッションに参加しました。また、商談やマーケットの情報を吸収するだけでなく、カクテルパーティや朝食、昼食の場でさまざまなマーケット参加者と交流の機会を持つことで、今後の協業の可能性を探るネットワークづくりも行いました。
ジャパンブース参加企業は4日間で合計119件の商談を実施したほか多くのネットワーキングの機会を持ち、今後のビジネスにつながる結果となりました。
その他ブースと商談のスペース
パネル・セミナー
毎年2月に米国で開催され、アニメーションだけに限らず、TV番組、ゲーム、おもちゃなど、キッズ向けのコンテンツの見本市として北米最大のイベント。TV局や配信プラットフォームのディストリビューターやライセンサー、アニメーション会社のプロデューサーやクリエイターはもちろん、おもちゃメーカーなども多く参加します。
また、北米の大手製作スタジオや配信大手も毎年参加し、彼らのセッションに参加できるだけでなく、キーマンと知り合うチャンスも多く、共同製作の商談も活発に行われます。欧米各国だけでなく、韓国をはじめとして、アジアからも毎年多くの企業が出展・参加。
「Kidscreen Summit」公式サイト(英語)
日本のアニメ、マンガ、映画、音楽等のコンテンツの成長を継続し、発展させていくため、コンテンツの海外展開に向けた市場を拡大するとともに、コンテンツを主軸としたオープン・イノベーションを促進し、関連産業への波及を生み出していくことを目的としたプロジェクト。日本発のアニメ、マンガ、映画、音楽等のコンテンツや先進的なコンテンツ技術に係るビジネスマッチングの機会を提供することにより、日本コンテンツの国際取引活性化や新市場創出を図ります。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
グローバル事業推進部
担当:土田・風岡
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