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2024.08.09 イベント・セミナー・公募情報
【ヴェネツィア選出】官民連携で支援したクリエイターによる作品がオフィシャル部門選出

官民連携で支援したクリエイター*による作品がオフィシャル部門選出!
*文化庁、経済産業省、VIPO自主事業によるクリエイター支援(文化庁・経済産業省事業はVIPOが受託)
第81回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門で
空 音央監督長編劇映画デビュー作『HAPPYEND』ワールドプレミア上映


VIPO(ヴィーポ)がこれまで官民連携で支援をしていた監督とプロデューサーによる作品『HAPPYEND』が、「第81回ヴェネツィア国際映画祭」(開催:2024年 8月28日~9月7日)の「オリゾンティ・コンペティション部門*」に選出されました。 *オリゾンティ(Orizzonti)部門 : 世界を代表する若い才能にフォーカスした部門
 
『HAPPYEND』は「人材育成」や「海外展開・市場開拓」の目的で、VIPOが文化庁や経済産業省より委託を受けた事業および自主事業(2020~2023年まで)で支援をしていたクリエイターによる作品です。
 
VIPOは日本映画の海外展開や国際共同制作支援、グローバルに活躍ができるクリエイターの人材育成を継続的に実施してまいりました。これまで積み上げてきたノウハウや国際的な支援事業が実を結んだ結果として、ヴェネツィアの選出に寄与出来たのではないかと考えます。
 

作品概要

第81回ヴェネツィア国際映画祭
オリゾンティ・コンペティション部門選出作品
『HAPPYEND』
HAPPYEND
©2024 Music Research Club LLC

【Story】

幼馴染で大親友のユウタとコウ。仲間たちと音楽を聴いたり悪ふざけをしながら日々を過ごしていた。
高校3年のある晩、こっそり忍び込んだ学校でユウタはとんでもない悪戯を思いつく。翌日それを知った校長は激昂し、校内に生徒監視用AIシステムを導入する騒ぎに発展。
この一件をきっかけに、大学進学を控えるコウは自らの将来やアイデンティティを深く考え始める。一方でユウタは、変わらず楽しいことだけしていたい。2人の関係は次第にぎくしゃくし……
 
出演:栗原颯人、日高由起刀、林 裕太、シナ・ペン、ARAZI、祷 キララ、中島 歩、矢作マサル、PUSHIM、渡辺真起子、佐野史郎
監督・脚本:空 音央
撮影:ビル・キルスタイン 
美術:安宅紀史
プロデューサー:アルバート・トーレン、増渕愛子、エリック・ニアリ、アレックス・ロー、アンソニー・チェン
製作・制作: ZAKKUBALAN、シネリック・クリエイティブ、Cinema Inutile
配給:ビターズ・エンド
日本・アメリカ/2024/カラー/DCP/113分/5.1ch/1.85:1
©2024 Music Research Club LLC
劇場公開日:2024年10月4日
 

クリエイターの方たちが参加した官民連携による支援事業

【VIPO受託事業】

  • 文化庁 令和2年度日本映画海外発信事業(日本映画海外展開強化事業)短期実践研修
    参加者:空 音央
  • 経済産業省 令和2年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)「Asian Contents & Film Market(ACFM)2020オンラインブース出展:企画ピッチ」
    参加者:増渕愛子、空 音央
  • 経済産業省 令和2年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)「Rotterdam Lab 2021 若手映画プロデューサー派遣」
    参加者:増渕愛子
  • 経済産業省 令和元年度コンテンツグローバル需要創出促進・基盤整備事業費補助金(海外向けコンテンツ制作に資する資金調達・人材育成を行う事業の支援)脚本、企画開発

 

【VIPO自主事業(VIPO Film Lab)】

  • 2021年度「国際プロデューサーコース」
    参加者:増渕愛子
  • 2023年度「First Cut Lab Japan」
    参加者:空 音央、アルバート・トーレン、増渕愛子、エリック・ニアリ

 

「VIPO FILM Lab」

グローバルな視野を持ち国内外で活躍できるプロデューサー、監督、脚本家など業界プロフェッショナルを育成する場、それが「VIPO Film Lab」です。実践トレーニング、ワークショップ、オンライン講座など、目的別に様々な人材トレーニング等を準備しています。
公式サイト:https://filmlab.vipo.or.jp/

 

お問い合わせ

特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
Tel: 03-3543-7531