J-LOD(令和元年度補助金) 活用事例

メモリーテック株式会社

日本のアニメーションのデジタル制作管理システム・フォローアップ

弊社は、平成30年度J-LOD補助金の採択を受けて、日本のアニメーション制作のためのカット袋、カット表、タイムシートをデジタル化した制作管理システムと受発注管理システムを開発した。
令和2年度は、アニメ制作業界からの要望に応えて、制作管理システム(以下本システム)に対して、(1)撮影工程用のツール「After Effects」との連携機能、(2)リテイク管理機能、(3)サムネイル表示機能、(4)制作担当者のスケジュール管理機能の追加開発を行った。日本動画協会の会員社を中心としたアニメ制作会社7社に本システムの実証実験にご協力いただき、評価結果の集計、分析を行った。
開発後は、アニメ制作会社に本システムを普及させることで、アニメ制作の生産性向上、制作現場の就業環境の改善、アニメ制作の管理体制の強化を図る。