J-LOD(令和2年度補助金) 活用事例

全日本印刷工業組合連合会

ゼンニホンインサツコウギョウクミアイレンゴウカイ

令和2年度に当補助金を活用して開発した印刷DXシステムの「DX-Plat」は我々中小印刷業の受発注およびデータ入稿業務の生産性を大いに向上させた。このプラットフォームを活用し、さらなる生産性向上を実現するには、印刷工場のスマートファクトリー化が不可欠である。スマートファクトリー化にはDX-Platとシステム利用者の印刷機が直接接続されなければならない。DX-Plat自体はその設計思想からもメーカーに依存しないオープンプラットフォームであるが、実際の接続にはDX-Platと印刷機とのデータ連携を担保するインタフェースソフトウェアを、印刷機メーカーの仕様にあわせてオリジナルで開発する必要がある。第1期開発で主要印刷機メーカー5社には接続済みであるが、利用者の利便性向上と利用者の拡大を目指して接続可能メーカーを拡充する必要があり、DX-Platの機能強化事業として今年度実施した。