J-LOP4 活用事例

日本ケーブルテレビ連盟

「ATF2017 Japan Regional Pavilion」 への出展

シンガポールで開催される「ATF2017」において、BEAJ(放送コンテンツ海外展開促進機構)が開設する「Japan Regional Pavilion」に連盟会員事業者を派遣し、海外展開の場を提供する。日本のケーブルテレビが制作する地域コンテンツを広く海外に発信することで、コンテンツの売上げとともに、採り上げた題材やその地域へのインバウンドをねらい、地域貢献を果たすことを目的とする。
今年度はよりインバウンドを期待したいアジアに注力するとの連盟の方針のもと、BEAJがATFの会場において開設した「Japan Regional Pavilion」に初めて出展した。日本各地のコンテンツが集約されたブースとして展開し、共同出展のメリットを活かしてPavilion全体の造作を統一してアピールすることができた。初めての出展につき、連盟事務局も現地入りしたほか、日本デジタル配信、秋田ケーブルテレビ、須高ケーブルテレビなど海外出展経験のある事業者に加え、新たに宮崎県都城市からBTVを加えてチームを組成した。ブースでは連盟で共同制作する「けーぶるにっぽん」最新作の『食・JAPANシーズン1・2』計24本を紹介したほか、各局が各地で制作する地域PR中心の番組を持ち込んだ。会期前からアポイント先など情報共有を進め、会場でも面談者を紹介しあうなど、共同出展の効果を上げるように努めた。