2016年2月19日(金)、著作権法を専門分野とする福井健策弁護士を講師に迎え、TPP合意で変わる著作権の内容とビジネス慣行について学ぶセミナーを開催致しました。当日は映画や放送などの映像関連の事業者を中心に、音楽やアニメ等様々なジャンルの事業者様(約100名)にご参加いただきました。
★好評につき、追加開催決定!今回セミナーに参加できなかった方を対象に、3/16(水)に同内容のセミナーを開催します。詳細は、VIPOホームページで告知します。
▼TPP知財条項について
主に(1)「保護期間の延長」、(2)「非親告罪化」、(3)「法定賠償・追加的賠償」の3つの項目における映像ビジネスへの影響が挙げられた。
▼コンテンツ業界が今後5年で準備すべきこと
巨大プラットフォーム(google、Amazon等)との契約力の強化や情報共有等を通じた幸福な共存、独自プラットフォーム・ビジネスの推進と対外発信の強化等の必要性を、著作権の権利処理コストを下げる対策を交えつつ語られた。
▼約97%が、「極めて有益だった」「ある程度有益だった」と回答。
▼来場目的は、半数以上が「TPP合意が著作権に与える影響を学ぶため」。
「今後のビジネスヒントを得るため」や「登壇者(福井弁護士)の話を聞くため」等の目的も見られた。
▼参加者の感想や意見(一部抜粋)
・講師のお話が分かり易く的を射た内容で有意義だった。
・TPP合意から執行までまだ少し時間があるようだが、本セミナーの続編は是非受講したく思う。
・「福井先生の話は面白く、ためになる」と上司に勧められ参加。予想以上に面白く有益な話で良かった。
日時:2016年2月19日(金) 14:30~17:00 (14:00受付開始)
会場:銀座ユニーク貸会議室G-301(東京都中央区銀座5-14-6 橋ビルⅡ 3階)
主催:特定非営利活動法人 映像産業振興機構(VIPO)
講師:弁護士(日本・ニューヨーク州)/日本大学藝術学部 客員教授 福井健策氏
参加費:一般5,000円 VIPO会員3,000円(税込)
【プログラム】
14:30~14:35 主催者(VIPO)挨拶
14:35~16:35 講演(福井健策弁護士)
16:35~17:00 質疑応答 等