NPO法人映像産業振興機構(VIPO)は、2010年1月15日(金)~17日(日)の3日間、トルコ・イスタンブールにおいて、「日本映画祭 ニューシネマ 2010」を開催、成功裏に終了しました。
この映画祭は、文化庁から委託を受け、2004年から今年6年目を迎える「アジアにおける日本映画特集上映事業」の一環として、また「2010年 トルコにおける日本年」を記念して開催されました。
2010年は日本とトルコの修交120周年にあたり、両国の交流の促進を図るため年間を通してトルコ全土で日本を紹介する様々な事業が多数展開されていく予定ですが、この映画祭は、この「日本年」の皮切りの事業として、トルコの経済・文化の中心イスタンブールで開催されました。
また、今回は、近年に劇場公開され日本でも大いに話題となった、日本の文化・社会の様々な「今」を紹介する映画、3日間計7作品が上映されました。また、15日のオープニング作品の上映前には、開会式が行われ、「ディア・ドクター」西川美和監督の舞台挨拶も行われました。
今回の7作品はいずれもトルコでは未公開の映画で、開催前からトルコ国内での注目度も高く、本映画祭の件は、現地の多数のメディアにもとりあげられました。会場となったG-MALLにはトルコの熱心なファンが連日多数訪れ、3日間で延べ1,500人の方が来場されました。
120年前のエルトゥールル号事件以来歴史的に関係の深い日本とトルコの両国ですが、今回の映画祭をきっかけに、映画を通じた相互の新たな文化交流が深まっていくことを期待しております。
会場 | CINEBONUS MACKA G-MALL(イスタンブール・新市街) |
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期間 | 2010年1月15日(金)~17日(日) |
主催 | NPO法人映像産業振興機構(VIPO) |
共催 | 文化庁 |
後援 | 「2010年トルコにおける日本年」実行委員会 |
協力 | トルコ航空 |
1月15日(金) | 18:30~21:00 | 開幕舞台挨拶 「ディア・ドクター」(西川美和監督) |
21:15~23:00 | レセプション | |
1月16日(土) | 13:30? | 「山桜」(篠原哲雄監督) |
16:00? | 「明日の記憶」(堤幸彦監督) | |
19:00? | 「ぐるりのこと。」(橋口亮輔監督) | |
1月17日(日) | 13:30? | 「あしたの私のつくり方」(市川準監督) |
16:00? | 「夕凪の街 桜の国」(佐々部清監督) | |
19:00? | 「劔岳-点の記-」(木村大作監督) |
※入場無料、開演30分前に整理券発行
※トルコにおける日本年
http://www.mofa.go.jp/MOFAJ/area/turkey/2010/contents.html#04
NPO法人 映像産業振興機構 広報室 新屋・小林
TEL: 03-3543-7531 FAX: 03-3543-7533
e-mail: vipopress@vipo.or.jp
「2010年 トルコにおける日本年」記念 1/15-17 イスタンブール 「日本映画祭 ニューシネマ 2010」成功裏に終了