NPO法人映像産業振興機構(VIPO)は、3月23日、青山学院大学(青山キャンパス)にて「キャラクターメイキング&アナリスト養成セミナー」(導入編)を開催いたしました。
当機構では2008年4月より「政策検討委員会 人材育成分科会」を設置し、VIPOの今後の人材育成事業の在り方を検討して来ました。本分科会では、シナリオおよびキャラクターをあらゆるコンテンツの土台と捉え、その制作基盤を強化するため、2009年にはシナリオアナリスト養成セミナーを開催いたしました。
シナリオアナリスト養成セミナーに続く本セミナーは、ディジタル化された資料とソフトウエアを用いて、俳優やアニメの役づくりと形づくり、その活用方法を紹介するものです。当日はゲームやアニメ、映画、TV、広告など様々な業界から、70名の参加がありました。
VIPOでは、この導入編セミナーの成果を元に、今年度中に本セミナーのフルバージョンを開催する予定です。
開催日時 | 2010年3月23日(火)15:00~17:00 |
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開催場所 | 青山学院大学 青山キャンパス 11号館 1134教室 |
趣旨 | ディジタル化された資料とソフトウエアを用いて、俳優やアニメの役づくりと形づくり、その活用方法を紹介する |
内容 | キャラクターの基礎知識(定義・成り立ち・特色・規模・分類)、キャラクターメイキングの黄金則、DREAM手法の実際(デヴェロプ段階、レンダリング段階、エクスプロイティング段階、アクティヴェーション段階、マネージメント段階)、質疑応答 |
金子満教授 略歴 |
フジテレビ制作部・映画部を経て、アメリカMGMスタジオで「ドクトルジバゴ」のデイヴィッドリーン、「拳銃無宿」のヴィンセントフェネリー組に配属、帰国後にCGスタジオ「JCGL」を創立、アメリカでメトロライトスタジオを創設、「トータルリコール」の特殊効果やコンピュータ・アニメ制作システムを開発、帰国後、慶応義塾大学SFC教授を経て、現在、東京工科大学大学院情報メディア研究科教授 |
近藤邦雄教授 | 名古屋工業大学卒業、工学博士(東京大学)、名古屋大学、東京工芸大学、埼玉大学工学部情報システム工学科を経て、現職。情報処理学会グラフィクスとCAD研究会主査、画像電子学会副会長、ヴィジュアルコンピューティング研究委員会委員長、日本図学会副会長、図学教育研究会委員長など歴任。情報処理学会25周年記念論文賞、日本図学会賞、NICOGRAPH奨励賞など受賞。専門分野はコンピュータグラフィックス、インタラクティブモデリング、感性情報処理などディジタルコンテンツ制作手法の研究に従事。 |
東京都中央区築地4-1-1東劇ビル8F
NPO法人映像産業振興機構 人材育成分科会事務局 宮内
TEL:03-3543-7531 FAX:03-3543-7533
e-mail: vipoinfo@vipo.or.jp
IPO主催 人材育成基盤セミナーシリーズ#3 「キャラクターメイキング&アナリスト養成セミナー」(導入編)実施報告 (PDF)