VIPOは、国際機関日本アセアンセンター(東京都港区)が、ASEAN 事務局(インドネシア・ジャカルタ)とシンガポール政府メディア発展管理局(MDA)と協力し開催した、「コンテンツ産業発展のための日本ASEAN フォーラム」に招聘され参加してきました。3度目の開催となる同フォーラムでは、日本とアセアン10カ国(ブルネイ・ダルサラーム国、カンボジア王国、インドネシア共和国、日本国、ラオス人民共和国、マレーシア、ミャンマー連邦共和国、フィリピン共和国、シンガポール共和国、タイ王国、ベトナム社会主義共和国)のコンテンツ企業関係者及び政府関係者(総勢 80名)が一堂に会し、日本とアセアン諸国のコンテンツ分野における企業間のビジネス・マッチングの促進を目的に、11 月 8 日(木)~10 日(土)の日程でシンガポール(於 Grand Park City Hall Hotel)にて開催されました。
ASEAN 地域は、日本の重要なパートナーで、約6億人の人口を擁します。日本のコンテンツのプロデューサーやクリエーターにとってはビジネス拡大に欠かせない市場であり、日本とASEAN におけるビジネス・アライアンス(企業提携)を強化することが望まれています。
今回は、日本とアセアン諸国のコンテンツ分野における企業間のビジネス・マッチングの促進を目的とした「アセアン・クリエイティブ・ネットワーク」の設立が提案されました。このネットワークによって、日本とアセアン諸国間のコンテンツ分野における結びつきが強化され、日本のデジタル・コンテ ンツ産業の ASEAN 市場への進出をより具体化することが期待されます。
また、同フォーラムは、今年も東南アジア最大の日本のアニメ/ポップ・カルチャーの祭典であるアニメ・フェスティバル・アジア(AFA)2012(主催:電通シンガポール、SOZO)と提携して実施されています。