VIPOと京都府が共同で開催している「2018年度第10回京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」の今年度の書類審査通過者(=映画企画コンテスト(プレゼンテーション審査)の参加者)の5組が決定いたしました。2018年10月28日(日)に、一般公開の「映画企画コンテスト」を開催するにあたり、参加者を募集いたします。
公開審査の評価者は、掛尾良夫氏(城西国際大学メディア学部招聘教授・学部長)、桝井省志氏(映画プロデューサー)、磯村一路氏(映画監督)の3名で、それぞれ異なる立場・視点から、多角的な評価が行われ、優秀賞作品企画(1企画)には、350万円相当のパイロット版映像制作の権利が付与されます。
・白川政彦(プロデューサー)『夏の踊り子』
・山本一郎(監督)『人を殺したが・・・』
・浅沼直也(監督)/ 西貴人(脚本)
『ヒ素(砒素)を幕末・江戸時代の科学力で検出することは可能か?』
・土井健生(プロデューサー)『もくじき濤次郎』
・竹中貞人(監督)/ 大塚安希(プロデューサー)『風船オジサン』
当日は審査に先立ち、昨年度の優秀賞作品である谷本佳織監督の『冬牡丹と人魚』パイロット版の特別試写を行い、今後の作品企画の展開や活動について語っていただきます。
また、併催する「映画企画相談会」では、第一線で活躍するプロデューサーが応募された企画を指導いたします。今回の応募者全員に加え、過去の応募者も参加可能です。温めてきた企画をブラッシュアップさせる貴重な機会になります。
名 称 | 第10回 京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching- 映画企画コンテスト ※「映画企画相談会」を併催(要申込、締切:10月21日[日]) ※昨年度の優秀賞作品『冬牡丹と人魚』(谷本佳織監督・小松恵子脚本)パイロット版特別試写あり |
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日 時 | 2018年10月28日(日)14:00~18:00 (受付開始 13:30~) |
会 場 | 京都文化博物館 別館ホール(京都市中京区三条高倉) |
入場料 | 無料 |
申込方法 | 「京都映画企画市」公式サイト(http://kyotofilmpitching.jp/presentation/) |
主 催 | 京都府、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO) |
共 催 | KYOTO Cross Media Experience 実行委員会 |
後 援 | 経済産業省近畿経済産業局 |
協 力 | 東映株式会社京都撮影所、株式会社松竹撮影所、株式会社東映京都スタジオ、京都文化博物館、(一社)日本映画製作者連盟、全国映画教育協議会、(一社)日本映画テレビプロデューサー協会 |
江戸時代の盆踊り。それは男女が恋する出会いの場でもあった。独り身で娘を育てる母で在りながら、
明るい性格で周りから愛されるハル。ただ一つみんなに反対されていることがあった。
それは危険な助六への淡い恋心。
盆踊り当日、助六を見つけたハルは、葛藤しながらも道ならぬ恋に強く惹かれていく。
その夜、彼奴を私は殺した。犯人はこの私、私のはず、私かもしれない。私でしょうか?
あの夜、彼奴を私が殺した。犯人はこの私、私のはず、私かもしれない。私でしょうか?
明日の夜、貴方を。
徳川家定の毒殺容疑を掛けられた久松荒次郎は、無実を証明するため、町医者の芦田玄三と共に西洋医学を用いた画期的な科学捜査で真犯人に立ち向かう。だがそこには信じられない事実が隠されていた!
”ヒ素は幕末・江戸時代の科学力で検出することは可能か?”
そんな疑問に答えるサイエンスバディヒーローの誕生!
悪行で生計を立てる「濤次郎」。流れの仏師「木喰」。偶然に出会い各々の思惑を叶えるため、仏像という人知を超えた物体を協力して売っていくことに。衝突する二人。仏を生み出すという葛藤。暗躍する主流派仏師たち…。実在した仏師が歴史上で活躍するちょっと前を描いた波乱万丈な人間ドラマである。
国友一貫斎は腕利きの鉄砲鍛冶師だった。彼の鉄砲を造る理由は戦いの為ではない。月までの距離を測るために月に鉄砲を撃ち、弾が届くか実験する為だ。彼の夢は人々の争うこの国を出て、平和な月へ行くことだった。長い年月をかけて馬鹿にされようが諦めなかった。「男の夢は年を取らない」
特定非営利活動法人 映像産業振興機構(VIPO)内
「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」事務局
E-mail:kyoto.office@vipo.or.jp
映画・映像制作者(監督、プロデューサー等)を対象とした企画コンテスト。時代劇の拠点としての京都の優位性を生かし、映画・映像クリエーターが世に出ていく仕組みを構築することを目的として実施しています。「日本で唯一、メジャースタジオで自分の作品企画を映像化できるコンテスト」として、映画・映像制作者のみなさまの企画実現に向けたきっかけづくりや第一歩をサポートしてまいります。
私たちVIPO(ヴィーポ)は、日本のコンテンツ産業を国際競争力あるものとし、さらには日本経済の活性化に寄与することを目的に、2004年に設立された組織です。関係企業・団体の協力と政府・地方公共団体による政策・施策を有機的に組み合わせ、<人材育成>と<市場開拓>を柱とした事業を展開しています。ビジネスの可能性を広げるために、業界のジャンルを越えたネットワーキングや人材育成、国内外の市場開拓・整備など、長期的視野に立った活動を行うことで、コンテンツ産業の振興を支援します。