VIPOは、文化庁より「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」を受託し、本事業において、セミナー・シンポジウムを開催いたします。
京都太秦には古くから映画撮影所があり、歴史的・文化的価値のある貴重な映画関係資料が多く存在するものの散逸・消失の危機にあります。文化庁では、これまで保存体制が脆弱だった映画関係資料を保存、活用するためのアーカイブ中核拠点を形成し、資料の所在情報を活用した仕組の構築を目指して、ネットワーク強化を目的に取り組んでいます。
本セミナーでは、「映画ノンフィルム資料アーカイブ」について理解を深めるため、第2部にわたり、映画ノンフィルム資料の価値についてお話しいたします。
日 程 | 2019年2月6日(水)15:00~17:30(予定) ※受付開始14:30~ |
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場 所 | 京都大学 楽友会館 2階会議・講演室(京都府京都市左京区吉田二本松町)[アクセス] |
定 員 | 75名 (入場無料・先着順)※当日参加可能 |
申込方法 | 下記お申込フォームよりお申込みください |
主 催 | 文化庁委託事業 アーカイブ中核拠点形成モデル事業 (撮影場所等における映画関連非フィルム資料) |
「映画資料の特性を生かした修復・保存について」
・講 師:株式会社資料保存器材 取締役 営業グループ 阿部 祐貴 氏
・内 容:専門家により映画ポスター・映画台本の修復と保存について詳しく解説。
歴史的・文化的価値のある映画ポスター・台本の望ましい修復の仕組みと
保存方法について理解を深めます。
「映画資料の保存・修復における今後の展望」
・登壇者:株式会社東映京都スタジオ 代表取締役社長 山口 記弘 氏
国立映画アーカイブ 主任研究員 岡田 秀則 氏
国立新美術館 学芸課美術資料室長 谷口 英理 氏
(進 行)京都大学大学院人間・環境学研究科 准教授 木下 千花 氏
・内 容:映画関連ノンフィルム資料の価値について理解を深め、さらに散逸・消失の危機から
守るための仕組みについて議論を重ね、映画ノンフィルム資料アーカイブの将来を提言する。
本事業で修復したポスター、台本の展示 ※本事業・台本ポスターの修復処置についての概要パネルも掲示
日 程 | 2019年2月1日(金)~2月11日(月) 平日9:30~16:30/土日祝9:30~17:00 |
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場 所 | 京都太秦映画村 映画文化館2階 |
内 容 | 修復ポスター、修復台本、関連プレス・スチール他の展示 ※観覧無料(観覧するには、映画村の入場料が必要となります) |
特定非営利活動法人映像産業振興機構(担当:第1事業部)
Tel: 03-3543-7531 / e-mail: kyoto.office@vipo.or.jp
本事業では、歴史的・文化的価値のある日本の貴重な文化関係資料が散逸・消失することのないよう、アーカイブの構築に向けた資料の保存および活用を図るための望ましい仕組みの在り方について調査研究等を行います。また、映画関連の非フィルム資料のアーカイブに係る中核拠点の形成を図るため、当該分野のネットワーク化を推進することにより、分野全体のアーカイブの構築や運営、共同利用の促進等を行います。