VIPOでは、2018年5月18日(金)に、「映像業界スタッフ・若手プロデューサー養成セミナー ~大ヒットドラマの作り方~」を、(一社)日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムご協力のもと、開催しました。
講師には、第一線で活躍中のテレビ朝日プロデューサー中込卓也氏(「菊次郎とさき」「やすらぎの郷」)と脚本家 輿水泰弘氏(「菊次郎とさき」「相棒」シリーズ)、モデレーターには、テレビドラマ研究の第一人者にして国際ドラマフェスティバル東京ドラマアウォード副審査委員長を務める日本大学芸術学部教授の中町綾子先生を迎え、ドラマ作りの実際と裏側について語っても面白深く頂きました。
この日の会場は、映像関係の業界人の他、学生も多く参加し、定員の60人に迫る参加者の熱気に包まれ、活発な質疑応答がなされました。セミナー終了後のネットワーキングの時間には受講者と講師が直接交流する貴重な機会となりました。
アンケートでは、この講演を聞いてプロデューサー、脚本家や映像製作スタッフになりたくなったと答えた方が87%に上るという人材育成に大変有意義なセミナーとなりました。
開催日時 | 2018/5/18(金)19:00~21:20 |
---|---|
講師 | テレビ朝日プロデューサ― 中込卓也氏[プロフィール] 脚本家 輿水泰弘氏[プロフィール] モデレーター:日本大学芸術学部教授 中町綾子氏[プロフィール] |
参加費 | VIPO会員 3,000円 一般5,000円 学生1,500円 (税込) |
参加者・受講対象者 | 57名/定員60名(事前申込制/先着順) 将来のテレビ・映画など映像産業を担うスタッフ・プロデューサー コンテンツ業界でプロデューサー志望の者 映像業界を目指す学生 |
主催・会場 | 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO) |
共催 | (一社)日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム |
1964年生、横浜市出身。1987年、NTV映像センター入社。2001年、テレビ朝日入社。
『遠山金四郎美容室』(1994年/日本テレビ ※脚本 輿水氏)、『玩具の神様』(2000年/NHK)。『流転の王妃・最後の皇弟』(2003年)、『菊次郎とさき』第2・3シリーズ(2005年・2007年 ※脚本 輿水氏)、『雨と夢のあとに』(2005年)、『未来講師めぐる』(2008年)、『ハガネの女』シリーズ(2010年・2011年)、『悪党』『11人もいる』(2011年)、『ダブルス』(2013年)、『やすらぎの郷』(2017年)(すべてテレビ朝日)。
1960年2月1日生。埼玉県出身。第23回橋田賞受賞。
主なテレビ作品:『遠山金志郎美容室』(1994年/日本テレビ ※プロデューサー 中込氏)、『恋のバカンス』(1997年/日本テレビ)、『お熱いのがお好き?』(1998年/日本テレビ)、『相棒シリーズ』(2000年~/テレビ朝日)、『名古屋仏壇物語』(2002年/NHK)、『菊次郎とさき』第1・2・3シリーズ(2003年・2005年・2007年 /テレビ朝日 ※第2・3シリーズ プロデューサー 中込氏)。
主な映画作品:『旭山動物園物語~ペンギンが空をとぶ』(2009年)、『相棒-劇場版Ⅲ』(2014年)。
主な舞台作品:『小鹿物語』(2005年)、『菊次郞とさき』(2012年・2015年)。
活動:テレビドラマ研究、批評を活動の中心とする。国際ドラマフェスティバルinTokyo 東京ドラマアウォード選考委員会副委員長 ほか審査委員
著書:「ニッポンのテレビドラマ 21の名セリフ」(弘文堂)、 「なぜ取り調べにカツ丼が出るのか」(メディアファクトリー)。