VIPOは、経済産業省「コンテンツ関連ビジネスマッチング事業」の一環として、2019年2月11日(月)〜2月14日(木)に米国マイアミにて開催された北米最大のキッズエンターテインメント産業見本市「Kidscreen Summit(キッズスクリーンサミット)2019」にジャパンブースを出展しました。
Kidscreen Summit 2019のジャパンブースには、以下の計6社の日本企業が参加し、4日間の会期中、海外マーケットへ自社コンテンツを展開するため商談の機会を持ちました。
・エノキフィルム株式会社
・株式会社ディーライツ
・株式会社トムス・エンタテインメント
・株式会社ピクス
・株式会社ピコナ
・株式会社ファンワークス
(五十音順)
Kidscreen Summitは、北米最大のキッズエンターテインメント産業の見本市であり、扱われるコンテンツはキッズやティーンを主にターゲットとしたものに限定されているため、ミスマッチの少ない商談の機会が多く持たれました。
各社は、商談の他、大手バイヤーが求める作品やビジョンについて聞けるセッション「30minutes with…」や、大手バイヤーに対して1対1で約8分間のピッチングができる「Speed pitching」などのセッションで、通常ではアポが取りにくいテレビ局や配信プラットフォームとコンタクトを取りました。
また、業界のトレンドについてのパネルディスカッションや各部門の優秀コンテンツを表彰するKidscreen Award、オープニングパーティや会場で提供される朝食や昼食の場でのネットワーキングに参加し、北米をはじめとしたマーケットの情報を積極的に吸収しました。
ジャパンブース参加企業が4日間で行った商談は、合計115件、今後のビジネスにつながる結果となりました。
<ジャパンブースでの商談> | |
<オープニングパーティ、朝食・昼食のネットワーキング> | |
<30minutes with…> | <Kidscreen Awards> |
毎年2月に米国マイアミで開催され、アニメーションだけに限らず、TV番組、ゲーム、おもちゃなど、キッズ向けのコンテンツの見本市として北米最大のイベント。TV局や配信プラットフォームのディストリビューターやライセンサー、アニメーション会社のプロデューサーやクリエイターはもちろん、おもちゃメーカーなども多く参加します。
また、北米の大手製作スタジオや配信大手も毎年参加し、彼らのセッションに参加できるだけでなく、キーマンと知り合うチャンスも多く、共同製作の商談も活発に行われます。欧米各国だけでなく、韓国をはじめとして、アジアからも毎年多くの企業が出展・参加。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
第6事業部 担当:風岡
Tel:03-3543-7531 / E-mail:matching@vipo.or.jp
日本のアニメ、マンガ、映画、音楽等のコンテンツの成長を継続し、発展させていくため、コンテンツの海外展開に向けた市場を拡大するとともに、コンテンツを主軸としたオープン・イノベーションを促進し、関連産業への波及を生み出していくことを目的としたプロジェクト。日本発のアニメ、マンガ、映画、音楽等のコンテンツや先進的なコンテンツ技術に係るビジネスマッチングの機会を提供することにより、日本コンテンツの国際取引活性化や新市場創出を図ります。