今年度、世界最高峰のアニメーション映画祭である「アヌシー国際アニメーション映画祭」(2019年6月10日~15日、於:フランス・アヌシー)にて、日本アニメーション特集が組まれます。
併設マーケット「MIFA」内では、小説のアニメ化をプロデューサー向けにピッチする「SHOOT THE BOOK ANIM’」(原作ピッチング)が行われ、映像産業振興機構(VIPO)がプレゼン枠(日本枠)の1つを獲得しました。
「SHOOT THE BOOK ANIM’」(原作ピッチング)は、世界のマーケットへ向けて、日本の小説をアピールする絶好のチャンスとなります。
ぜひこの機会を活用し、海外展開に向けてご応募ください。
世界中から選抜されたアニメ化を希望する小説10作品のうちの1作品として、映像化を検討している制作プロデューサー等へ向けてピッチを行います。午後には個別商談会も実施。
◆ピッチング時間:7~8分間。※最後にQ&A有。
◆言語:全て英語。(※通訳はつきません)
◆参加条件:
・ピッチング、資料作成を英語でできること。
・アヌシー市(フランス)への渡航プレゼンおよび商談会参加が可能なこと。
・作品に関して海外でのアニメーション化等の権利関係を全てクリアにできること。
・原作は小説であること(コミック等は除く)。
◆渡航費について:現地までの渡航費、宿泊費(3泊程度)1名分を負担します。
その他の渡航に関連する費用はご負担ください。
◆応募方法:下記のエントリーフォームに必要事項を記載の上、メールにてお申込みください。
◆締切:2019年4月19日(金)13:00
◆結果発表:1週間程度でご連絡いたします。
主 催 | SCELF (Société Civile des Éditeurs de Langue Française) |
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日 時 | 2019年6月12日(水) ・11:00~12:00 ピッチセッション&カクテル ・14:00~15:15 B2B ミーティング(個別商談会) |
会 場 | MIFA 3F, Verdi(アヌシー国際映画祭併設マーケットMIFA内) |
◇主催者によるピッチングのアドバイスをSkypeコーチングで受けることができます(5月末予定)
◇選出された10作品は、5月19日(日)カンヌ国際映画祭内アニメーションデイの中で発表されます(予定)。
▼「アヌシー国際アニメーション映画祭」とは
毎年6月にフランスの都市アヌシーで開催する、世界最大規模のアニメーション映画祭。ASIFA(International Animated Film Association / 国際アニメーション映画協会)公認。登録パスは1980年代が約450、1990年代には約5,000、2017年は10,000を突破。
1965年 「カンヌ国際映画祭」からアニメーション部門を独立させる形で創設
1965年~1975年 短編映画のみを対象にした隔年開催
1985年 アニメーション国際見本市「MIFA」を併設。
同年 テレビシリーズのアニメーション部門、CM用の映像部門を開設
1997年 隔年開催から毎年開催へ
2000年 初代ゲストカントリーとして日本が選ばれる
2017年 登録パス1万人を突破
▼「MIFA」とは
世界最大のアニメーション国際見本市。「アヌシー国際アニメーション映画祭」に併設して開催。アニメーションビジネスの関係者が参加し、作品の共同開発や資金調達、配給権の売買、ネットワーキングや情報交換などが行われる。
1983年 1980年代に起きたフランスでの政権交代時に文化大臣になったジャック・ラングが映画祭に参加
1985年 「MIFA」設立
2007年 3日間から4日間に延長して開催
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
担当:風岡 matching@vipo.or.jp