VIPOは、2019年4月17日(水)、福井健策弁護士コンテンツ法律セミナー「コンテンツ業界人が知っておきたい『動画制作・ライブイベントに必須の音楽著作権講座 ステップ・アップ編』」を開催いたしました。
当セミナーは、「コンテンツ業界の皆様が一番知りたいことは何か?」という視点で福井弁護士をお招きし定期的に開催しています。直近の過去2回のセミナーでは、“音楽著作権の基礎知識”と関連事項についてわかりやすく解説。今回はステップ・アップ編として、音楽著作権にかかわる最新事例を掘り下げて理解していく内容でした。
当日は映像コンテンツに携わる事業者を中心に60名の方々が参加。基礎編から引き続き受講された方も多数おられました。
今回の講義内容では、「音楽のある動画をネット配信したい場合どのようなプロセスを経ていけば使用が可能なのか? 不可なのか?」、「多くの方が勘違いしやすいネット配信の権利処理」「ゲーム音楽の管理状況は?」「動画投稿に対処する各企業の対応具体例」「配信プラットフォームの利用規約の読み込み」など、具体例を列挙して解説しました。
講話後の質疑応答では、日頃実務で疑問に思われている質問が多数あり、参加者が各々共有しました。
受講後のアンケートでは、
「実務に即したきわめて有益な内容でした」
「リアルな実例が挙げられており、非常に参考になった」
「頭の中が整理されたように感じとても有意義でした」
など、多くのご意見をいただきました。
日 時 | 2019年4月17日(水)15:00~17:00 |
---|---|
会 場 | 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)ホールR (東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2F) |
参加費(税込) | VIPO会員:6,000円、一般:8,000円 |
参加人数 | 60名 |
主 催 | 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO) |
(講師略歴)
1991年 東京大学法学部卒。1993年 弁護士登録(第二東京弁護士会)。米国コロンビア大学法学修士課程修了(セゾン文化財団スカラシップ)、シンガポール国立大学リサーチスカラーなど経て、現在骨董通り法律事務所 代表パートナー。著書に『著作権とは何か』『著作権の世紀』『誰が「知」を独占するのか』(集英社新書)、『「ネットの自由」vs. 著作権』(光文社新書)ほか。国会図書館審議会、内閣府知財本部、エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワークなど委員・理事を務める。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)セミナー事務局
Tel:03-3543-7531 E-mail:seminar@vipo.or.jp