VIPOは、文化庁「メディア芸術海外展開事業」の一環として「アヌシー国際アニメーション映画祭2019」(会期:2019年6月10~15日)に参加し、日本の次世代のアニメーション作家を紹介する企画を実施。26名のクリエイターを選出して、幅広いジャンルの作品を紹介しました。
映画祭では、アニメーションで大きな業績を残した方を招いて行う「マスタークラス」を開催。6月14日(金)には、「Japan, the New Generation」と題された「マスタークラス」が開かれ、Sarina Nihei監督、折笠良監督、大西景太監督、押山清高監督の4名が登壇しました。
若手クリエイターを対象にしたこの「マスタークラス」では、日本のアニメーションの次世代を担っていく4名の監督がそれぞれの作家としての原点や日本における短編アニメーションの制作環境、そして今後の展望などを話しました。
日本のアニメーション作家への注目は高く、開催会場であるボンリュー、Petite Salleには200人以上もの観客が来場し、積極的なQ&Aも行われました。
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文化庁では、優れたメディア芸術作品を紹介するため、海外のメディア芸術関連のフェスティバル・施設において、文化庁メディア芸術祭の受賞作品を中心とした企画展の開催やパッケージプログラムの上映、専門家によるプレゼンテーション、作家によるワークショップ等を実施しています。企画展では、キュレーターがテーマに基づいた作品選定を行い、現地参加先と共同で展覧会を開催。出展作家は現地に赴き、展示やプレゼンテーション、ワークショップなどを行います。これらの活動を通じて、作家や専門家による現地での交流を促し、国際的な「メディア芸術」への理解と評価向上、文化庁メディア芸術祭の周知と応募促進を行っています。