VIPOでは、これまで好評を博した「エンタメマーケター養成講座」をさらに進化させて2019年6月10日、17日、24日、7月1日の毎週月曜 全4回の日程で開催しました。デジタルマーケティングを中心に、エンタメマーケティングの基礎と令和元年のトレンドを豊富な実例から学び、受講者からは3年連続で高い評価を得ました。
メイン講師には3年連続で、エンタテインメント・テクノロジー領域コンサルプロフェッショナルのParadeALL(株)代表取締役 鈴木貴歩氏。全4回の講座では、各回にデジタルマーケの第1線で活躍中のゲストスピーカーを招き、デジタルマーケティング実例を紹介しながら分かりやすく説明しました。
2019年の本講座への参加者は、以下の通り。
音楽・放送・WEB・映画業界から、
・デジタルマーケ担当
・プロデュース・企画担当
・配信ビジネス担当
・番組ディレクター
・フィルムコミッション等
21社30名の方が受講されました。
これまでには、広告代理店やキャラクタービジネスに関わる方など大手を含む様々な方が受講され、この3年で100人近いデジタルマーケターが誕生いたしました。
終了後アンケートでは、受講満足度・有益度・理解度ともに3年連続90%超え、「社内の同僚や知人への参加を勧めたい」という推奨度も3年連続80%超えとなりました。
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各講座の報告は以下の通り
ゲスト:梶 望氏
ソニー・ミュージックレーベルズ 第三レーベルグループ EPICレコードジャパン Office RIA 制作部 部長
鈴木講師からエンタメマーケティングの基本、デジタルとの関わり、今後の戦略・施策イメージを講義しました。また、本講座が3年連続登壇となるゲストスピーカーの梶氏は、自身の経験からのこれまでの音楽アーティストマーケティングスタイルの変遷、何を軸にマーケティングをするのか、海外を含む今後の展望について熱く語りました。受講者は豊富な実例に聞き入っていました。
※第1回目のセミナー終了後には懇親会を開催。受講者達は鈴木講師や梶氏と熱心に意見交換し、他の業界が異なる受講者とも和気藹々と交流。また、第3回ゲストスピーカーの妹尾氏も参加して大いに盛り上がった夜となりました。
ゲスト:藤田和重氏
アライドアーキテクツ株式会社 グローバル事業部プロデューサー
はじめに鈴木講師からのインバウンド・アウトバウンドについての講演、世界中に点在する日本コンテンツファンに向けてどのように東京からアクセスしながら海外展開するか実例をあげて講義しました。後半には2017年から2回目となるアライドアーキテクツ藤田氏がゲストスピーカーとして登壇。中国のデジタルマーケティングについて説明、日本企業と中国企業をつなぐマーケティング、中国でのエンタメトレンドや市場特性を分析しながら日本企業にとって最適なアプローチ方法等を解説しました。
ゲスト:妹尾 有高氏
Collab Japan株式会社 Head of Business Development
鈴木講師からはSEO(検索エンジン最適化)について、ヒットを導いた検索に結び付くアーティストや作品のワードについて実例を紹介。また、グローバルアーティストの世界と繋がる戦略を様々な実例から説明しました。後半のCollab Japan妹尾氏から動画プラットフォームのマネジメントにおいて、攻めと守りの両面からの施策を自社がマネジメントする動画プラットホームの人気クリエイター達の最新事例から説明しました。
ゲスト:久保 浩章氏
株式会社フラッグ 代表取締役
最終回は鈴木講師から全世界をターゲットにした2019年現在におけるストーリーテリングの手法を説明。後半は、フラッグ久保氏からコンテンツマーケティング、ソーシャルメディア運用として、映画宣伝ならではのユニークで遊び心溢れる数多くの活用実例を、邦画・洋画・アニメ、そしてネット配信からタイアップ案件まで広範囲に渡って紹介しました。
・充実した全4回でした。
・施策のアイディアを社内で求められることが多かったので非常に参考になりました。
・過去の成功事例、今後のプロモーションで要になることを共有いただき、ためになりました。
・毎回違うテーマのそれぞれのプロの方のお話が聞けて、普段知れないことをたくさん、学べました。
・世界のソーシャルメディアの動向やトレンドが拝聴できましたので、今後情報発信する際に大いに役立てたいと存じます。
・エンタメマーケティングや新しいマーケティング⼿法の第⼀⼈者の講義を通じ、効率的に学ぶ事ができる。
・エンタメマーケティングの環境を俯瞰的に把握できる。
・デジタルメディア、テクノロジー領域の知識、ケーススタディを学び、実務に活⽤できる。など。
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特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)セミナー担当
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