VIPOは、経済産業省「令和元年度新コンテンツ創造環境整備事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、2020年2月10日(月)〜2月13日(木)に米国マイアミにて開催された北米最大のキッズエンターテインメント産業見本市「Kidscreen Summit(キッズスクリーンサミット)2020」にジャパンブースを出展しました。
Kidscreen Summit 2020のジャパンブースには、以下の計9社の日本企業が参加し、4日間の会期中、海外マーケットへ自社コンテンツを展開するため商談の機会を持ちました。
・株式会社ABCアニメーション
・株式会社ACALI
・株式会社Beyond C.(STUDIO4℃)
・株式会社Flying Ship Studio
・TMS ENTERTAINMENT USA, INC.
・キングレコード株式会社
・株式会社テレビ東京
・株式会社トマソン
・株式会社博報堂
各社は、商談の他、大手バイヤーが求める作品やビジョンについて聞くことができるセッション「30minutes with…」や、大手バイヤーに対して1対1でピッチングができる「Coffee with…」「Speed pitching」などのセッションで、通常アポが取りにくいテレビ局や配信プラットフォームとコンタクトを取りました。また、業界のトレンドを解説するパネルディスカッションや各部門の優秀コンテンツを表彰するKidscreen Award、オープニングパーティや朝食、昼食の場でのネットワーキングに参加し、北米をはじめとしたマーケットの情報を積極的に吸収しました。
Kidscreen Summitは、北米最大のキッズエンターテインメント産業の見本市であり、扱われるコンテンツはキッズやティーンを主なターゲットとしたものに限定されているため、ミスマッチの少ない商談が多く持たれたほか、バイヤーから直接ピッチ等についてアドバイスをもらえる「Pitch Doctoring」や「Brain Pick」といったセッションでは、バイヤーから直接学習できる貴重な機会もありました。
ジャパンブース参加企業が4日間で行った商談は、合計153件、今後のビジネスにつながる結果となりました。
<ジャパンブースでの商談> | |
<オープニングパーティーのネットワーキング> | <その他商談スペース> |
<30minutes with…> | <Kidscreen Award> |
毎年2月に米国マイアミで開催され、アニメーションだけに限らず、TV番組、ゲーム、おもちゃなど、キッズ向けのコンテンツの見本市として北米最大のイベント。TV局や配信プラットフォームのディストリビューターやライセンサー、アニメーション会社のプロデューサーやクリエイターはもちろん、おもちゃメーカーなども多く参加します。
また、北米の大手製作スタジオや配信大手も毎年参加し、彼らのセッションに参加できるだけでなく、キーマンと知り合うチャンスも多く、共同製作の商談も活発に行われます。欧米各国だけでなく、韓国をはじめとして、アジアからも毎年多くの企業が出展・参加。
「Kidscreen Summit」公式サイト(英語)
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
グローバル事業推進部
担当:風岡
Tel:03-3543-7531 / E-mail:matching@vipo.or.jp
日本のアニメ、マンガ、映画、音楽等のコンテンツの成長を継続し、発展させていくため、コンテンツの海外展開に向けた市場を拡大するとともに、コンテンツを主軸としたオープン・イノベーションを促進し、関連産業への波及を生み出していくことを目的としたプロジェクト。日本発のアニメ、マンガ、映画、音楽等のコンテンツや先進的なコンテンツ技術に係るビジネスマッチングの機会を提供することにより、日本コンテンツの国際取引活性化や新市場創出を図ります。