VIPO(ヴィーポ)は、文化庁より「令和元年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影所等における映画関連の非フィルム資料)」を受託し、本事業において2020年6月30日(火)に「全国映画資料アーカイブサミット2020」を開催する運びとなりました。
新型コロナウイルスの感染症拡大防止対策のため、本イベントは一旦中止となりましたが、この度、新たなプログラムで、オンラインにて開催いたします。
本サミットは、時世の問題を織り交ぜながら、映画資料の保存/活用のための基礎知識をテーマに、映画資料の理解を深めることを目的にしています。
本事業では、映画に関する日本の貴重な文化関係資料が散逸・消失することを防ぐため、資料の保存および活用(アーカイブ)を行うための仕組み作りについて調査研究等を行っています。平成30年から令和元年にかけて、産学官が連携し、京都太秦を中心拠点にアーカイブ整備を進めており、映画関係資料をデジタル化により記録保存(デジタルアーカイブ)し、各所蔵機関を繋ぐネットワーク連携の構築を目指しています。本事業によって、クラシックを中心に日本映画が再注目される機会となり、資料利用者の利便性が向上し、各所蔵機関においてもデータベース運用の効率化が進みます。
名称 | 全国映画資料アーカイブサミット2020(オンライン開催) |
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日時 | 2020年6月30日(火)13:00~18:00 ※「Zoom」を使ったライブ配信での開催となります。お申込み後、メールにて「ライブ視聴」のご案内をいたします。 ※オンラインでの開催になりますため、ご自身で受信できる環境を整えてくださいますようお願い申し上げます。 |
定員 | 200名(事前予約制、先着順) ※お申し込み後にメールにてご案内するURLは、お申込みいただいたご本人様用になります。他の方への転送ではご視聴いただけません。必ずご本人様によるお申し込みをお願い申し上げます。 |
参加費 | 無料 |
申込締切 | 6月28日(日)まで ※定員に達し次第受付終了 |
平成30年度「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」
セミナー&シンポジウム開催風景(平成31年2月6日[水]/京都市内) |
主催者挨拶 (13:00~13:05予定) |
文化庁参事官(芸術文化担当)付 芸術文化調査官 戸田 桂 氏 |
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第1部:セミナー (13:05~14:20予定) |
「映画資料の保存対策と防災」 講師:日本図書館協会資料保存委員会 委員長 眞野節雄 氏 |
休憩 | 10分 |
第2部:プレゼンテーション& シンポジウム (14:30~16:20予定) |
「映画資料所蔵館による自館紹介」3館のプレゼンテーション (14:30~15:05予定) 「映画資料所蔵館の課題を共有し、その改善に向けて」シンポジウム (15:05~16:20予定) ・モデレーター:国立映画アーカイブ 主任研究員 岡田秀則 氏 ・パネリスト:東映京都スタジオ 特別顧問 山口記弘 氏 松竹大谷図書館 主任司書 武藤祥子 氏 調布市立図書館 調査支援係主任 越路ひろの 氏 |
休憩 | 10分 |
第3部:セミナー (16:30~17:45予定) |
「映画資料のアーカイブと公開に関する権利の課題」 ・講師:骨董通り法律事務所 弁護士(日本・ニューヨーク州)日本大学 藝術学部 客員教授 福井健策 氏 |
※各部において、「Zoom」チャット機能を利用して質問を受け付け、回答予定をしております。
※諸般の事情で中止される可能性がございますことをあらかじめご了承ください。
【主 催】文化庁(令和元年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業[撮影所等における映画関連の非フィルム資料])
【運 営】特定非営利活動法人映像産業振興機構
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
令和元年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業事務局
E-mail: nonfilm.archive@vipo.or.jp
※お問い合わせは、件名に「全国映画資料アーカイブサミット2020」とご明記の上、メールにてお願い申し上げます。
※弊機構におきましては、緊急事態宣言解除後もリモートワークを基本とした時差出勤との併用により、感染防止対策を行いながら業務を進めることを基本としております。担当者による、お電話での応対ができない場合がございますので、お問い合わせはメールにてお願い申し上げます。