VIPO(ヴィーポ)は、J-LOD補助金「コンテンツグローバル需要創出促進・基盤整備事業費補助金」の一環として、2020年8月12日(水)に、世界最大の書籍見本市「フランクフルト・ブックフェア2020(Frankfurt Book Fair 2020)」紹介セミナーをオンライン(無料)にて開催いたしました。
世界中の出版社やメディア企業が集まる世界最大の書籍の見本市「フランクフルト・ブックフェア2020」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、10月14日(水)~18日(日)の日程で、オンライン/オフラインで同時開催されることが決定しています。
本セミナーでは、スピーカーに「フランクフルト・ブックフェア」のオーガナイザーであるHolger Volland氏とBeatrice Stauffer氏を迎え、「Frankfurt Book Fair2020」およびIPに特化した併設見本市「THE ARTS+」の特長や参加のポイント等について紹介。
「フランクフルト・ブックフェア」は今や他の業界と出版業界をつなぐ場として重要な拠点となっており、例えば映画業界であれば、早い段階で、映画の原作となる優れた作品に出会うためにさまざまな国から参加者が集まってくるという特長から、セッションの内容等まで、説明がありました。
「THE ARTS+」は、書籍、映画、ゲーム等、完成品のジャンルに分かれた見本市はあったものの、それらを一同に介する場がなかったため、クリエイターたちにバイヤーとのマッチング機会を増やすために立ち上げられたこと、そのため主にマッチングやパブリックスピーチの場を中心とした見本市となっているということなどが語られました。
「フランクフルト・ブックフェア」と「THE ARTS+」それぞれで、今年のデジタル版でアクセスできるセッションや登録できる情報など、オンライン参加方法についての説明もありました。
プレゼンテーションのあとには参加者とのQ&Aの時間を設け、さらに理解を深めました。
参加者は31名。実施したアンケートでは、プレゼンテーションに関しては回答者の94%、そしてQ&Aセッションに関しても60%以上が、有意義と回答。約8割がフランクフルトブックフェアに参加したことがなかった中、セミナー後には約7割が参加を検討したいと回答しました。
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