VIPO(ヴィーポ)は、2020年8月25日(火)、ロシアのコンテンツ産業を知り、ロシア市場の開拓を目的とするセミナーをオンラインにて開催いたしました。本セミナーは、経済産業省からの委託事業「令和2年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として実施しました。
VIPOでロシアのコンテンツビジネスを扱ったセミナーは初めてです。ロシアには日本の映像コンテンツやサブカルチャーを愛好する熱心なファン層が多く存在しますが、マーケットはいまだ開発途上のままになっています。本セミナーでは日本とロシアから2名のスピーカーを迎え、最新マーケット情報、日本コンテンツのアドバンテージや市場参入のヒントなどについてプレゼンテーションを行っていただきました。
Deloitte&Touche CISジャパンサービスグループ ディレクターの高橋氏はロシアの文化やビジネスのトレンドやロシアの映像産業についてをテーマに、Istari Comics代表でありWakanimのマーケティング・マネージャーのエフゲニー・コリチューギン氏はロシアの配信プラットフォームの実情やロシアのアニメ・映画市場について、およびロシアの市場で成功するカギを解説しました。
セミナーにはアニメ・映像業界の方たちを中心に幅広い業種から163名が参加。アンケートでは、参加者の9割以上の方たちから、「セミナーの内容は有意義だった」との回答をいただきました。
◆第1部(16:00~16:50)
講 師:高橋 渉氏(Deloitte & Touche CISジャパンサービスグループ ディレクター)[略歴]
・ロシアの概要(社会背景・文化・トレンド・ビジネススタイル等)
・最低限知っておきたいロシアビジネス
・ロシアの映像産業について(映画、テレビ、SNS、配信等)ほか
◆第2部(16:50~17:40)
講 師:エフゲニー・コリチューギン氏[略歴](※日露同時通訳)
・ロシア配信プラットフォームの実情
・映画、テレビ業界について
・アニメコンテンツのトレンド
・一般視聴者層と日本コンテンツファンについて
◆質疑応答(17:40~18:00)
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
グローバル事業推進部:長澤、木元
E-mail:matching@vipo.or.jp