VIPO(ヴィーポ)と京都府が主催する第12回「京都映画企画市 2020」企画コンテストおよび優秀映画企画完成披露上映会を、2020年11月8日(日)に「京都みなみ会館」において開催いたします。
本年度の企画コンテストの評価者は、掛尾良夫氏(城西国際大学メディア学部招聘教授・学部長)、大友啓史氏(監督)、福島聡司氏(プロデューサー)。企画コンテスト(最終プレゼンテーション審査)で優秀映画企画に選ばれた1企画には、350万円相当のパイロット版映像(短編)制作の権利が付与されます。また、2019年優秀映画企画「酢と油」の完成披露上映及びトークイベントも併せて開催いたします。
一般の方の観覧が可能ですので、ぜひ会場にお越しください。
名 称 | 「京都映画企画市」企画コンテストおよび優秀映画企画完成披露上映会(一般公開) |
---|---|
日 時 | 2020年11月8日(日)13:30~17:00(受付開始13:20~)(予定) |
会 場 | 京都みなみ会館(京都市南区西九条川原城町110) |
評価者 | 掛尾良夫氏(城西国際大学メディア学部招聘教授・学部長) 大友啓史氏(監督) 福島聡司氏(プロデューサー) |
■『見世物小屋の沖田総司』/池田暁(映画監督)
「見世物小屋に集う行き場のない人々の姿を少女の目を通して悲しみや憤り、そしてユーモアを交えて描く。また明治から大正に移り変わる時期、過去に生きる男と未来に生きる少女を通して時代の変化や終わりを表現したい。」
■『水虎』/金子 雅和(映画監督)
「日本の大自然と共に生きてきた人々の足跡を元に、美しくも儚いファンタジーを作りたいと長年思ってきました。
歴史深き京都のロケ・スタジオの力を最大限お借りし、世界に向けて勝負出来る映画の実現を目指します。」
■『うつくし、トントントン』/鹿野洋平(監督)
「コロナ禍の孤独な暗闇を照らしたのは、まばゆい映画の光でした。先の見えない不安な時代だからこそ、過去を力強く生きた人々の輝きを描きたいと思います。伝統ある京都の地で、新しい光を刻み込めるよう頑張ります。」
■『燐』/田中晴菜(監督)
「選出頂き光栄です。今から大変緊張していますが、同時に大変興奮しています。あなたに触れたくても触れられない、今だからこそ描きたい題材であると共に、今生のうちに必ず長編映画として撮りたい企画です。」
■『踊る鼠にゴマの蝿』/玉木雄介(監督)
「撮影所に入って間もない頃、時代劇の準備で持道具の大先輩が本を綴る紙縒りを作っていた。美しくピンと立った紙縒りを見て、この紙縒り一本にも魂のこもった時代劇を、いつか自分も監督したいと思った。奇抜ともとれる本企画ですが、魂込めてお届けいたします。」
■『仏を背負う者』/辺見洋介(助監督)
「最終プレゼンに残ったことを知り、撮影現場で歓喜しました。「企画」から「映画」まであと少し。「助監督」から「監督」まであと一歩。映画化に向けて全力を出し尽くしたいです。映画になるべき企画だと信じています。」
映画・映像制作者(監督、プロデューサー等)を対象とした企画コンテスト。時代劇の拠点としての京都の優位性を生かし、映画・映像クリエイターが世に出ていく仕組みを構築することを目的として実施しています。「日本で唯一、メジャースタジオで自分の作品企画を映像化できるコンテスト」として、映画・映像制作者のみなさまの企画実現に向けたきっかけづくりや第一歩をサポートしてまいります。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
映像事業部 担当:嵐、村川
E-mail: kyoto.office@vipo.or.jp
※弊機構では、リモートワークを基本とした時差出勤との併用により、感染防止対策を行いながら業務を進めることを基本としてまいります。