VIPO(ヴィーポ)は、経済産業省「令和2年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、2021年3月19日(金)に、オンラインセミナー「海外の映像作品で自分の楽曲が流れるために、今すべきこと」を開催いたしました。
本セミナーでは、日本人初の作曲家エージェントとして多数のハリウッド映画やドラマシリーズ、ゲームに作曲家を紹介する備耕庸(そなえこうよう)氏を登壇者に迎え、海外における音楽シンクロビジネスに関する知識を伝播すると共に、楽曲が海外の映像作品に採用されるためにすべきことをさまざまな角度からアドバイスしました。
前半の備氏の講義では、海外の映画・ドラマにおいて、映像に音楽を採用したり制作を行う役職の説明や制作フローといった基本情報から、ライセンス曲のクリアランスのフローや注意点、海外の映像作品で楽曲がシンクロされるメリットまで、幅広く解説。後半のモデレーター田端氏とのパネルにおいては、楽曲・アーティストの海外コンテンツへの展開を目指す参加者に対し、アーティスト・作家や出版・レーベル・マネジメントが何から取り組めばいいか、今すぐにできることから、業界として長期的に取り組むべきことまで、さまざまな具体的なアドバイスを伝授しました。
参加者は149名。実施したアンケートでは、95%以上がセミナーおよびパネルの内容に関する満足度を5段階中5(非常に満足)および4(満足)と回答、セミナー内の質疑応答においては30分以上あっても足らないほど多くの質問を受け、海外シンクロビジネスへの関心の高さが伺えました。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
グローバル事業推進部
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