VIPO(ヴィーポ)が、京都府と共同で実施する第13回「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」の開催を決定しました。
本事業は、時代劇の拠点である京都の優位性を活かし、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテストです。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定いたします。
昨年度審査員には、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督・福島聡司プロデューサーを迎えました。今年も第一線で活躍する審査員を迎える予定です。
優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利を付与し、長編映像化のバックアップをしていきます。
(1)映画・映像制作者(監督およびプロデューサー)による作品企画
(2)劇場公開を目的とする、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画
(3)太秦のメジャースタジオを始めとする、京都府内での撮影を想定した映画企画
※権利処理がなされている、非公開の映画企画を対象とします。
※過去に応募された映画企画の再応募も可能です。
※想定する制作予算等を提示していただきます。
※日本語での応募書類作成およびプレゼンテーションが可能な方。
下記、「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」公式サイトの「募集要項」をご参照ください。
2021年6月28日(月)~9月2日(木)必着
2021年11月7日(日) 京都市内会場(予定)
現役のプロデューサー等への映画企画の相談会を実施いたします。温めている企画をブラッシュアップさせる貴重な機会となります。
※詳細は映画企画市の企画募集締切後に発表いたします。
【主催】京都府、特定非営利活動法人映像産業振興機構
【共催】KYOTO Cross Media Experience実行委員会
※新型コロナウィルスの影響により、オンライン開催になる可能性がございます。開催についての詳細は随時更新致します。
『水虎』(監督:金子雅和)
<ストーリー>19世紀末。絶世の美人画を描くために旅をしている日本画家の露銀は、流行り病が広がる山間の村で、穢れを運んできた者として村人たちに殺されそうになっていた塩の行商人の男を助ける。大きな荷を背負い、塩屋としか自身の名を名乗らない男は、かつてこの山の奥で絶世の美女・トキと出会って愛し合い子供をもうけたが、トキはある日とつぜん澄んだ川の水の中に姿を消してしまい、今も探し続けている、と語る…。
〇『水虎』(監督:金子雅和)
2020年度優秀映画企画が「富川国際ファンタスティック映画祭 2021」の企画マーケット、「NAFF It Project」の19企画の一つに選出されました(開催期間:2021年7月予定)。
〇『冬牡丹と人魚』(監督:谷本佳織/脚本:小松恵子)
2017年度優秀映画企画が「富川国際ファンタスティック映画祭 2019」の企画マーケット、「NAFF It Project」の19企画の一つに選出されました。海外プロジェクト178件を含む49か国258件のプロジェクトの中から、厳選なる審査のもと選ばれ、期間中企画ピッチングを行いました。
〇『黒の牛』(監督:蔦哲一朗)
2016年度優秀映画企画が「釜山国際映画祭」の企画マーケット部門に出品。アジア最大級のアジアプロジェクトマーケット(APM)の17か国から28企画の1つとして選出されました。
映画・映像制作者(監督、プロデューサー等)を対象とした企画コンテスト。時代劇の拠点としての京都の優位性を生かし、映画・映像クリエイターが世に出ていく仕組みを構築することを目的として実施しています。「日本で唯一、メジャースタジオで自分の作品企画を映像化できるコンテスト」として、映画・映像制作者のみなさまの企画実現に向けたきっかけづくりや第一歩をサポートしてまいります。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
映像事業部 担当:嵐、村川
E-mail: kyoto.office@vipo.or.jp