VIPO(ヴィーポ)が、京都府と共同で実施する第13回「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」の開催が11月7日(日)に決定し、現在映画企画を募集しております。
本事業は、時代劇の拠点である京都の優位性を活かし、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテストです。
第一線で活躍する映画人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定します。
第13回の審査員が下記の3名に決定いたしました。
優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利を付与し、長編映像化のバックアップをしていきます。
募集要件 | (1)映画・映像制作者(監督およびプロデューサー)による作品企画 (2)劇場公開を目的とする、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画 (3)太秦のメジャースタジオを始めとする、京都府内での撮影を想定した映画企画 ※権利処理がなされている、非公開の映画企画を対象とします。 ※過去に応募された映画企画の再応募も可能です。 ※想定する制作予算等を提示していただきます。 ※日本語での応募書類作成およびプレゼンテーションが可能な方。 |
---|---|
応募方法 | 下記、「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」公式サイトの「募集要項」をご参照ください。 |
応募締切 | 2021年9月2日(木)必着 |
企画相談会 | 現役のプロデューサー等への映画企画の相談会を実施いたします。温めている企画を ブラッシュアップさせる貴重な機会となります。 ※詳細は映画企画市の企画募集締切後に発表いたします。 |
【主 催】京都府、特定非営利活動法人映像産業振興機構
【共 催】KYOTO Cross Media Experience実行委員会
【協 力】東映株式会社京都撮影所、株式会社松竹撮影所、株式会社東映京都スタジオ、京都文化博物館、(一社)日本映画製作者連盟、(一社)日本映画テレビプロデューサー協会、全国映画教育協議会
『水虎』(監督:金子雅和)
<ストーリー>
明治中期。謎の病で妻子を亡くし、愛を失った日本画家・露銀は、心の空洞を埋めるべく絶世の美人画を描くことに執着し旅を続けている。そんな中訪れた山間の村で、穢れを運んできたとあらぬ罪を着せられ村人たちに殺されかけていた塩の行商人を助ける。大きな荷を背負い塩屋としか名乗らない男は、かつてこの山の奥で人ならざる絶世の美女・トキと愛し合い子供を授かった体験を話し始める。今もこの山のどこかの水中に棲むトキの命を守るため、水を汚す鉱山開発を進める軍部に単身で挑もうとする塩屋の強靭な愛に触れた露銀は、謎の病の原因も開発にあると知り、妻子を守れなかった自身の弱さに抗うべく、塩屋と共に闘う決意を固める…。
京都映画企画市
映画・映像制作者(監督、プロデューサー等)を対象とした企画コンテスト。時代劇の拠点としての京都の優位性を生かし、映画・映像クリエイターが世に出ていく仕組みを構築することを目的として実施しています。「日本で唯一、メジャースタジオで自分の作品企画を映像化できるコンテスト」として、映画・映像制作者のみなさまの企画実現に向けたきっかけづくりや第一歩をサポートしてまいります。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
映像事業部 担当:嵐、村川
E-mail: kyoto.office@vipo.or.jp