VIPO(ヴィーポ)は、文化庁からの委託を受け、令和4年度「日本映画海外展開強化事業」事務局を担っており、米国ニューヨークでの上映会およびワークショップ等の人材交流イベントの開催を予定しております。
ニューヨークの映画関係者が講師を務める「日本映画関係者の短期実践研修」では、オンラインおよびニューヨーク現地での対面を併用したハイブリッド形式の研修を、本年10月から2023年2月までの間で14日間程度、実施する予定です。つきましては、本研修に参加する若手映像・映画作家を広く募集いたします。募集概要は6月上旬に、VIPO公式ホームページにて詳細を発表いたします。
▶ 2021度の参加者(3名)はこちら
▶ 2020年度の参加者(3名)はこちら
*参加者の一人である早川千絵監督の初長編作品『PLAN 75』が、今年度カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に選出されました。
※詳細は募集要項とともに6月上旬に発表を予定しております。
(1)脚本指導<オンライン開催>
米国で実績のあるスクリプトドクターと映画プロデューサーを講師に迎えて実施する、全体または個別講義による集中的な脚本指導を行います。更に、指導をもとに研修者がリライトした脚本へのフィードバック指導を通して脚本力の更なる向上を図る、実践的な内容です。
(2)企画書指導<オンライン開催>
米国で実績のある映画プロデューサーを講師に迎えて実施する、企画書についてベーシックな講義を行います。作品と向き合い企画書にまとめることで企画力の向上を図る、実践的な内容です。
(3)テーマ別講義、映画関連施設の視察<ニューヨーク現地開催>
米国で実績のあるセールス会社や日本人映画関係者を講師として招いて実施する、ケーススタディを含むテーマ別の講義です。また、ニューヨーク現地の映画教育機関・映画施設等、充実した映画環境を視察することにより、研修者の視野の拡大を図ります。
2022年10月から2023年2月までの間で計14日間程度実施予定
・脚本指導(オンライン):10月上旬[3日間]
・企画書指導(オンライン):10月中旬[1日間]
・テーマ別講義&上映会参加(ニューヨークにて現地開催):11月中旬[4日間]
・リライト脚本フィードバック指導(オンライン):2月上旬[4日間]
・企画書フィードバック指導(オンライン):2月中旬[1-2日間]
無料
▶ 参加費用に含まれるもの(事務局負担)
・講義参加費
・日本語脚本や企画書の英語への翻訳費(事務局選定の翻訳業者による)
・日英逐次通訳費
・アメリカ・ニューヨークへの日本からの往復渡航費、現地宿泊費等
欧米の映画先進国において日本映画の上映を実施する他、国際的で多様なワークショップ等人材交流機会の提供によって、新たな創造活動の機会創出および促進、映画人材の増強、ひいては日本映画の魅力向上、多様性の強化を実現する事業です。
▶令和3年度実績報告 https://www.vipo.or.jp/news/29289/
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
e-mail: aca_cinema_project@vipo.or.jp