企画募集:6月10日(金)~8月8日(月)まで
VIPO(ヴィーポ)が、京都府と共同で実施する第14回「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」の開催を決定しました。
本事業は、時代劇の拠点である京都の優位性を活かし、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテストです。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定いたします。
優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利を付与します。パイロット版映像制作では、京都での撮影、東映株式会社京都撮影所もしくは株式会社松竹撮影所の協力とアドバイスにより制作を行うものとします。この機会にぜひ、ご応募ください。
(1)映画・映像制作者(監督およびプロデューサー)による作品企画
(2)劇場公開を目的とする、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画
(3)太秦のメジャースタジオを始めとする、京都府内での撮影を想定した映画企画
※権利処理がなされている、非公開の映画企画を対象とします。
※過去に応募された映画企画の再応募も可能です。
※想定する制作予算等を提示していただきます。
※日本語での応募書類作成およびプレゼンテーションが可能な方。
※受賞後のパイロット版制作では、撮影スケジュール及び撮影内容(台本、撮影プラン)等について、撮影所スタッフ、事務局との調整のうえ制作となります。御理解いただけない場合は、受賞実績とパイロット版制作権の付与がなくなる場合があります。
下記、「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」公式サイトの申込みフォームよりお願いいたします。
2022年6月10日(金)~8月8日(月)必着
2022年10月16日(日) 京都市内会場(予定)
※新型コロナウイルスの影響により、オンライン開催になる可能性がございます。開催についての詳細は随時更新致します。
現役のプロデューサー等への映画企画の相談会を実施いたします。温めている企画のブラッシュアップさせる貴重な機会となります。(※詳細は映画企画市の企画募集締切後に発表いたします。)
【主 催】京都府、特定非営利活動法人映像産業振興機構
【共 催】KYOTO Cross Media Experience実行委員会
【協 力】東映株式会社京都撮影所、株式会社松竹撮影所、株式会社東映京都スタジオ、京都文化博物館
★これまでの受賞者の活躍 ~京都映画企画市受賞作から初長編化!!~★
〇『水虎』(監督:金子雅和)2020年度優秀映画企画が「富川国際ファンタスティック映画祭 2021」の企画マーケット、「NAFF It Project」の19企画の一つに選出され、ポストプロダクションサポート部門にてMocha Chai Awardを受賞しました。
〇『冬牡丹と人魚』(監督:谷本佳織/脚本:小松恵子) 2017年度優秀映画企画が「富川国際ファンタスティック映画祭 2019」の企画マーケット、「NAFF It Project」の19企画の一つに49か国258件のプロジェクトの中から選出され、企画ピッチングを行いました。
〇『黒の牛』(監督:蔦哲一朗)2016年度優秀映画企画が「釜山国際映画祭」の企画マーケット部門に出品。アジア最大級のアジアプロジェクトマーケット(APM)の17か国から28企画の一つとして選出されました。また、日本、台湾、アメリカの国際共同製作での長編映画化が決定し、【キャスト】李康生(リー・カンション)、田中泯【音楽】坂本龍一【撮影】青木穣【美術】部谷京子など豪華なキャストとスタッフが集結。目下製作中で2023年秋以降公開予定です。京都映画企画市の受賞作品から初めて長編化が実現する作品となりました!また、撮影には一部のシーンで国内長編映画初の65mmフィルムが使用される予定です。
★昨年度映画企画コンテストの様子★
昨年度審査員には、毎年審査をお願いしている元『キネマ旬報』編集長掛尾良夫さんに加え、「相棒」「臨場」シリーズをはじめ、数多くの映画・テレビドラマの監督・演出を手がける橋本一監督、中村義洋監督『殿、利息でござる!』(16)、石井岳龍監督『パンク侍、斬られて候』(18)など話題作に携わった湊谷恭史プロデューサーをお迎えしました。受賞作:『幕末陰陽師・花 ~The Last Exorcist~』(谷口広樹プロデューサー)
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
映像事業部 京都映画企画市担当
E-mail: kyoto.office@vipo.or.jp