VIPO(ヴィーポ)では、2022年11月22日(火)に、「テレビドラマ制作セミナー ~日本発オリジナルドラマの真髄~」を、(一社)日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムとの共催、(一社)日本放送作家協会の後援にてオンライン・ライブで開催いたしました。
講師には、脚本家・大石静氏とテレビ朝日ドラマプロデューサーの貴島彩理氏をお迎えし、面白いドラマを生みだす脚本家とプロデューサーの関係、日本のオリジナルドラマの海外展開や今後の展望について、SNSを利活用した宣伝展開のお話しなどをモデレーターのさらだたまこ氏がお聞きしました。
ドラマ制作はドラマづくりに携わっているすべてのスタッフ、俳優たちの共同作業であり、作品に貫かれた“哲学”を共有することを大切にしている、とお話しいただきました。そしてオリジナルドラマづくりとは新たな価値観を生みだすことでもあるとセミナーを通じて学びました。
当日は脚本家やプロデューサーを目指されている方から、現在、映像コンテンツ業界に携わっている方まで44名の方にご参加いただきました。
「最前線でご活躍中のおふたりのお話を共有いただけて大変感謝しております。」
「リアルな現場の声が聞けてとても興味深かったです。」
「ドラマ制作を志すものにとって非常に有益な情報を得ることができ、とても役立ちました。ありがとうございました。」
など多くのご感想をいただきました。
開催日時 | 2022年11月22日(火)16:00~18:00 |
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会場 | オンライン・ライブ(アーカイブ配信はありません) |
受講対象者 | 映像コンテンツ業界でスタッフ・プロデューサー志望の方、脚本家志望の方 |
参加費(税込) | VIPO会員:2,500円/一般:3,500円/学生:1,500円 |
共催 | 特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)/ (一社)日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム |
後援 | (一社)日本放送作家協会 |
脚本家・大石 静氏 Shizuka OISHI
東京生まれ。1986年にテレビドラマの脚本家としてデビューして以来、オリジナル作品を中心に多数のテレビドラマの脚本を執筆。97年にNHK朝の連続TV小説『ふたりっ子』(NHK)では第15回向田邦子賞と第5回橋田賞、2011年に『セカンドバージン』(NHK)では東京ドラマアウォード脚本賞、21年にNHK放送文化賞を受賞、さらに同年に旭日小綬章を綬章。これまでの執筆作に大河ドラマ『功名が辻』(NHK)、『家売るオンナ』『知らなくていいコト』(日本テレビ)、『長男の嫁』『大恋愛~僕を忘れる君と~』(TBS)、『アフリカの夜』『愛と青春の宝塚』(フジテレビ)、『あのときキスしておけば』『和田家の男たち』(テレビ朝日)など。23年には『星降る夜に』(テレビ朝日)、『離婚しようよ』(NETFLIX/宮藤官九郎氏との共同脚本)がオンエア予定、また24年の大河ドラマ『光る君へ』の脚本を担当。
株式会社テレビ朝日 ドラマプロデューサー 貴島彩理氏 Sari KIJIMA
慶應義塾大学法学部法律学科出身。2012年、テレビ朝日入社。
バラエティ番組のAD・ディレクターを経て、2016年にドラマ制作部へ異動。
『おっさんずラブ』シリーズの他、『にじいろカルテ』『あのときキスしておけば』『オトナ高校』『女子高生の無駄づかい』『監察の一条さん』『私のおじさん~WATAOJI~』『鹿楓堂よついろ日和』『ハゲしわしわときどき恋』など数々のドラマを手がける。2019年には「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」ブレイクドラマ制作賞や、「エランドール賞」プロデューサー奨励賞を受賞。
2023年1月からは火曜9時ドラマ『星降る夜に』が放送スタート予定。
放送作家・さらだたまこ氏 Tamako SARADA
放送作家、劇作家、エッセイスト、ラジオパーソナリティー。
東京生まれ。慶應大学経済学部卒業。大学在学中に、NHKでラジオパーソナリティーデビュー、ニッポン放送に脚本が採用され作家デビューを果たす。卒業後は、テレビ・ラジオの番組企画・構成、劇作家、パーソナリティーとして活動するかたわら、女性のライフスタイルや食文化をテーマとした書籍を多数著す。主な著書に『パラサイト・シングル』(WAVE出版)、『父と娘のパラサイト・シングル』(三浦朱門氏との共著:KKベスト新書)、『ブルゴーニュの小さな町で』(大和書房)、『とびきり愉快なワインの話』(学陽書房)、『不倫の作法』(牧野出版)、最新刊は『親も自分もすり減らない!? シングル介護術』(WAVE出版)など。1994年から、社団法人日本放送作家協会理事、2012年~2022年春まで理事長。2015年春に開講した作家養成スクール『市川森一・藤本義一記念 東京作家大学』の学長も兼務。日本脚本家連盟員、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム監事、放送批評懇談会会員、日本ペンクラブ会員。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
担当:木元
E-mail:seminar@vipo.or.jp