VIPO(ヴィーポ)は、経済産業省「令和4年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、2023年1月28日(土)~2月1日(水)に3年ぶりにリアル開催された「Rotterdam Lab」(プロデューサー養成ラボ)へ、若手映画プロデューサー2名の参加を支援いたしました。
また今回は特別に、過去2年でのオンライン開催の参加者の中から選抜されたプロデューサー向けのAlumni Programが、2023年1月30日(月)~2月1日(水)の2.5日間のプログラムとして開催され、日本からも2名のプロデューサーの参加を支援しました。
今回、VIPOが参加支援したプロデューサーは、以下の4名です。(敬省略、順不同)
オランダ・ロッテルダムで開催される「ロッテルダム国際映画祭」の企画マーケット「CineMart」の一部として実施する「Rotterdam Lab」。今年度は、Regular Programに世界40の国と地域から73名、Alumni Programに30の国と地域から55名のプロデューサーが参加しました。
現地でのラボの様子
ピッチング、ヨーロッパ各国の協定、国際共同製作のケーススタディ、オーディエンス・デザイン、ポストプロダクション、脚本開発、制作現場管理など、多岐にわたっての講義をはじめ、ワールドセールス・コンサルタント、ヨーロッパ各国のラボやワークショップ代表者たち、そして各分野のエキスパートを囲んだラウンドテーブルなど、5日間(Alumniは2.5日間)にわたり充実したプログラムが開催されました。欧米だけでなく、アフリカ・中東・南米など、国際的な若手プロデューサーが世界中から参加する中、日本から参加の4名も、多くの出会いと気付きを得ることのできたプログラムとなりました。
Alumni Programでは、オンライン参加時に意気投合したプロデューサーと対面で再会しあらためて国際共同製作についての議論を交わす場面も。Regular Programの最終講義では過去にRotterdam Labに参加したプロデューサーを迎えて、Labでの経験がその後のキャリアにどんな影響を与えたかなどの共有があり、今回の参加者にも大いに刺激をあたえるセッションとなりました。
参加者の4名は、Rotterdam Labの講義だけでなく、毎日開催されるCineMart Lunchや、ネットワーキング・パーティーにも参加したほか、CineMartに参加する各国プロデューサーやセールス会社とのミーティングも実施しました。
今回の参加をきっかけとして、開発中である4名の企画が国際共同製作、資金調達などの成果へと繋がることを期待しています。
特定非営利活動法人 映像産業振興機構(VIPO)
グローバル事業推進部
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