本事業は、欧米の映画先進国において日本映画の上映を実施する他、国際的で多様なワークショップ等による人材交流機会の提供によって、新たな創造活動の機会創出および促進、映画人材の増強、ひいては日本映画の魅力向上、多様性の強化を実現することを目指し実施いたしました。
実施事業は、(ア)ニューヨークにて現地パートナーであるジャパン・ソサエティーと共に日本映画の特集上映会を実施、(イ)ニューヨーク一般劇場での日本映画上映会を実施、(ウ)日本の映画関係者の短期実践研修、(エ)ロサンゼルスでプレスを中心とした映画業界人向けの日本映画上映会を実施の計4事業を実施しました。
実施期間 | 11/11(金)~20(日) |
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上映会場 | Japan Societyオーディトリアム |
テーマ | “The Female Gaze ~女性映画人の視点~ Women Filmmakers from JAPAN CUTS and Beyond” |
上映作品 | 『ウェディング・ハイ』(大九明子監督)、『大河への道』(中西健二監督)、『ワタシの中の彼女』(中村真夕監督)、『子供はわかってあげない』(沖田修一監督)、『グッド・ストライプス』(岨手由貴子監督)、『よだかの片想い』(安川有果監督)、『おとうと』(市川崑監督)、『炎上』(市川崑監督)、『ふたり』(根岸理紗監督)、『LONG-TERM COFFEE BREAK』(藤田直哉監督)、『夜明け』(広瀬奈々子監督)、『川っぺりムコリッタ』(荻上直子監督)、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(蜷川実花監督)、『裸足で鳴らしてみせろ』(工藤梨穂監督)、『凪の島』(長澤雅彦監督)、『繕い裁つ人』(三島有紀子監督)、『PLAN 75』(早川千絵監督) (合計17作品/上映順) |
※協力:国立映画アーカイブ(クラシック作品2作品の選定)
※その他、上映にあわせて大九明子監督、荻上直子監督による質疑応答、パネルディスカッション等を実施しました。
実施期間 | 2023年2月10(金)~16(木) |
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上映会場 | IFC Center |
上映作品 | 『ある男』石川慶監督 『ケイコ 目を澄ませて』三宅唱監督 『土を喰らう十二ヵ月』中江裕司監督 『千夜、一夜』久保田直監督 『やまぶき』山﨑樹一郎監督(合計5作品/上映順) |
※その他、上映にあわせて山﨑樹一郎監督による質疑応答や、ニューヨーク大学におけるトークイベントを実施しました。
日本の映画人材の育成および海外進出の促進を目的に、米国映画界のプロフェッショナルを講師に迎え、ニューヨークにて脚本や企画書指導、テーマ別講義および映画関連施設の視察、そして後半はオンライン講義のフォローアップを組み合わせた短期実践研修を実施。若手映像・映画作家の3名を研修者として公募より選出し、2022年11月から2023年2月の間で計7日間程度研修を実施しました。
ニューヨーク対面講義 | 2022年11月14日~18日 |
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オンライン講義 | 2023年2月9日~10日 |
研修者 | 根岸里紗(ねぎし りさ)氏 広瀬奈々子(ひろせ ななこ)氏 藤田直哉(ふじた なおや)氏 |
実施期間 | 9/27(火)~10/1(土) |
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上映会場 | Harmony Gold Preview House(LA ハリウッド地区) |
上映作品 | 『さがす』片山慎三監督 『メタモルフォーゼの縁側』狩山俊輔監督 『そして父になる』是枝裕和監督 『川っぺりムコリッタ』荻上直子監督 『ケイコ 目を澄ませて』三宅唱監督 (合計5作品/上映順) |
※その他、上映にあわせて片山慎三監督、狩山俊輔監督、是枝裕和監督、三宅唱監督による質疑応答(オンライン)、パネルディスカッション等を実施しました。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
「日本映画の海外展開強化事業」事務局
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