VIPO(ヴィーポ)が京都府と共同で実施する第15回「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」の開催を決定しました。
本事業は、時代劇の拠点である京都の優位性を活かし、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテストです。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定いたします。
優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利を付与します。パイロット版映像制作では、京都での撮影、東映株式会社京都撮影所もしくは株式会社松竹撮影所の協力とアドバイスにより制作を行うものとします。
①映画・映像制作者(監督およびプロデューサー)による映画企画であること。
②劇場公開を目的とする、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画であること。
③ 太秦のメジャースタジオや、京都府内での撮影を想定した映画企画であること。
※権利処理がなされている非公開の映画企画を対象とします。
※過去に応募された映画企画の再応募も可能です。
※長編で想定する制作予算や公開イメージ等を提示していただきます。
※日本語での応募書類作成およびプレゼンテーションが可能な方に限ります。
※9月中下旬~10月中旬に京都市内にて開催予定の本コンテストに来場して参加できる方。
※受賞後のパイロット版制作では、撮影スケジュール及び撮影内容(台本、撮影プラン)等について、撮影所スタッフ、事務局との調整のうえ制作となります。御理解いただけない場合は、受賞実績とパイロット版制作権の付与が無効・取消となる場合があります。
下記「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching- 公式サイト)よりお願いいたします。
7月18日(火)必着
2023年9月中下旬~10月中旬京都市内会場(予定)※開催についての詳細は随時更新いたします。
応募者の中から数名を選出し、現役のプロデューサー等への映画企画の相談会を実施いたします。温めている企画をブラッシュアップさせる貴重な機会となります(※詳細は映画企画市の企画募集締切後に発表いたします)。
【主 催】京都府、特定非営利活動法人映像産業振興機構
【共 催】KYOTO Cross Media Experience 実行委員会
【協 力】東映(株)京都撮影所、(株)松竹撮影所、(株)東映京都スタジオ、京都文化博物館、全国映画教育協議会
★これまでの受賞者の活躍
〇『黒の牛』(監督:蔦哲一朗)*受賞作から初の長編化!
歴代パイロット版から初めて長編化が実現。日本、アメリカ、台湾の国際共同製作となりました。徳島県と台湾にて35mmフィルムで撮影、台湾の名優リー・カンション氏を主演に迎え、日本人キャストは田中 泯氏、美術を部谷京子氏が担当しており、国際色豊かなキャスト・スタッフが集結。
2024年公開予定です。
〇『水虎』(監督:金子雅和)
2020年度優秀映画企画が「富川国際ファンタスティック映画祭 2021」の企画マーケット、「NAFF It Project」の19企画の一つに選出され、ポストプロダクションサポート部門にてMocha Chai Awardを受賞しました。
〇『冬牡丹と人魚』(監督:谷本佳織/脚本:小松恵子)
2017年度優秀映画企画が「富川国際ファンタスティック映画祭 2019」の企画マーケット、「NAFF It Project」の19企画の一つに49か国258件のプロジェクトの中から選出され、企画ピッチングを行いました。
京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching- 事務局(特定非営利活動法人映像産業振興機構[VIPO]内)
E-mail: kyoto.office@vipo.or.jp