プログラム内容説明動画〈英語〉を公開しました。また実施概要の一部を変更いたしました。
VIPO(ヴィーポ)では、映画の国際共同製作を推進し、国際的な感覚や知識を持ち広く世界で活躍する若手映画制作者を育成することを目的として「VIPO Film Lab」を開催しています。
この度、ヨーロッパを拠点に実写長編映画の編集コンサルテーションを実施している「First Cut Lab」(運営:Tatino Film)と共催し、日本では初となる日本映画を対象とした「実写長編映画」および「長編ドキュメンタリー」の編集コンサルテーションプログラム「First Cut Lab Japan 2023」を実施します。
「First Cut Lab」の運営メンバーであるMatthieu Darras氏(Director)、Julie Marney氏(Program Manager)からの説明動画(英語)はこちらです。
プログラムに選出された企画は、経験豊かな編集コンサルタントおよび国際的な映画業界のアドバイザー3名から専門的なフィードバックを受け、終了後は、さらなる編集に向けての指針となるワークショップのレポートとロードマップを受け取ることができます。(*本ワークショップは全て英語で実施されます。VIPOから通訳の提供はございませんが、参加者ご自身で通訳を手配されることに問題はございません。)
世界中のプロフェッショナルな映画人を対象に長編映画の編集ステージにフォーカスした包括的なトレーニングとコンサルテーションを合わせたワークショップ。2015年にTatino FilmsのMatthieu Darras氏によって創設。これまでワークショップに参加した映画作品はカンヌ、ヴェネツィア、ベルリンを始め、数多くの国際映画祭でのノミネートを果たしており、アカデミー賞外国語映画部門にノミネートされた作品もある。
公式サイト:https://firstcutlab.eu/
【第76回ロカルノ国際映画祭】
◉ 国際コンペティション部門
『STEPNE』 (ウクライナ、ドイツ、ポーランド、スロバキア)*演出賞
監督:Maryna Vroda
『SWEET DREAMS』 (オランダ、スウェーデン、インドネシア、レユニオン島)*主演賞
監督:Ena Sendijarević
◉ Filmmakers of the Present部門
『DREAMING & DYING』 (シンガポール、インドネシア)*作品賞、*初監督賞
監督:Nelson Yeo
『RAPTURE』 (インド、中国、スイス、オランダ、カタール)
監督:Dominic Sangma
【第80回ヴェネツィア国際映画祭】
◉オリゾンティ部門
『DORMITORY』 (トルコ、ドイツ、フランス)
監督: Nehir Tuna
『EXPLANATION FOR EVERYTHING』 (ハンガリー、スロバキア)
監督:Gábor Reisz
『HESITATION WOUND』 (トルコ、スペイン、ルーマニア、フランス)
監督:Selman Nacar
◉ヴェニス・デイズ部門
『FOREMOST BY NIGHT』 (スペイン、ポルトガル、フランス)
監督:Victor Iriarte
「First Cut Lab Japan 2023」は、日本から選出した1~2本の長編映画(長編実写映画および長編ドキュメンタリー)の編集ステージにフォーカスした包括的なトレーニングとコンサルテーションを合わせたワークショップです。このワークショップは「First Cut Lab」 とVIPO(Visual Industry Promotion Organization)との共催により、初めて日本映画を対象に実施されます。
選出された映画と制作チーム(監督/プロデューサー/編集者)には、創造的で挑戦的なセッションが提供され、編集段階における映画の芸術的可能性を開拓するとともに、クローズドな環境下で共に新しい視点を模索します。ワークショップでは、参加者から提供される最新の英語字幕付き粗編集版(First Cut)について、経験豊かな編集コンサルタントおよび国際的な映画業界のアドバイザー3名から専門的なフィードバックを受けることができます。
コンサルタントおよび業界アドバイザーは、選ばれた映画企画の内容に最も適していると思われるメンバーが人選されます。これまでFirst Cut Labに参加したコンサルタントやアドバイザーはこちらからご参照ください。
http://firstcutlab.eu/people/
ワークショップ終了後、参加者はさらなる編集に向けての指針となるワークショップのレポートとロードマップを受け取ることができます。最終的な「First Cut Lab」のゴールは、プログラムに参加した映画の芸術性と市場価値を向上させることです。
2023年10月13日(金)
1〜2企画(長編実写映画および長編ドキュメンタリー)
*備考: 「First Cut Lab Japan 2023」への応募を検討しているプロジェクトで、2023年10月13日(金)までに選考用の映像素材(視聴リンク)を提供できない場合(例えば、映画の撮影がまだ終了していない、もしくはまだ撮影前の場合等の理由)は、その旨を応募フォームに記入し、締切日までに応募ください。選考の対象となる場合は、First Cut Lab事務局から特定の映像素材提供期限について別途、ご連絡いたします。
10万円(税込)
選ばれた企画は、ワークショップ開始前に参加費をお支払いください。
(支払方法の詳細は、別途ご連絡いたします)
全てオンライン
応募書類:
①全て英語で記入された応募フォーム (ワードファイル)
応募フォームのダウンロードはこちら
②選考用映像視聴リンク(英語字幕と30分以上の長さが必要)
書類の送付先メールアドレス(※2件のアドレス宛にお送りください。メール文は英語でお願いいたします)
hiroyuki.tanimoto@vipo.or.jp
juliemarnay@firstcutlab.eu
以下の内容に同意の上でご応募ください。
グローバルな視野を持ち国内外で活躍できるプロデューサー、監督、脚本家など業界プロフェッショナルを育成する場、それが「VIPO Film Lab」です。
実践トレーニング、ワークショップ、オンライン講座など、目的別に様々な人材トレーニング等を準備しています。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
VIPO Film Lab事務局
e-mail:vipofilmlab@vipo.or.jp ※お問い合わせの際は、件名に「First Cut Lab Japan 2023」とご記載ください。
※応募書類の送信先は、下記2件のメールアドレス宛になります。お間違えのないようご注意ください。メール文は英語でお願いいたします。
hiroyuki.tanimoto@vipo.or.jp
juliemarnay@firstcutlab.eu