©2024 VIPO

　VIPO（ヴィーポ）は、文化庁委託事業「ndjc：若手映画作家育成プロジェクト2023」において、今年度の製作実地研修で完成した短編映画4作品の「合評上映会」を3/7(木)東京にて開催いたします。
 
　松永大司監督『エゴイスト』（23）、吉野耕平監督『沈黙の艦隊』（23）、庄司輝秋監督『さよなら ほやマン』（23）、眞田康平監督『ピストルライターの撃ち方』（23）、草苅勲監督『死体の人』（23）、佐藤克則監督『30S』（23）、真田幹也監督『尾かしら付き。』（23）など、修了者の長編劇場公開が続き、今年も藤田直哉監督『瞼の転校生』（24）の公開が控えている「ndjc：若手映画作家育成プロジェクト」。
 
　夏に行ったワークショップから選出され、製作実地研修に進んだ4名の若手監督が、講師による脚本指導を経て、各制作プロダクションのもとプロのスタッフ・キャストと共に短編映画を製作しました。
 
今回上映されるのは、

• 『さようなら、ごくろうさん』『アボカドの固さ』がぴあフィルムフェスティバルに入選歴のある城 真也監督作『明るいニュース』。
• 卒業制作がうえだ城下町映画祭審査員特別賞、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018オフシアター・コンペティショングランプリ、沖縄国際映画祭U-25審査員特別賞を受賞した西口 洸監督作『恋は真っ赤に燃えて』。
• 看護師から映像業界へ転向した経歴を持ち『紡ぐ』が中之島映画祭に入賞した野田麗未監督作『光はどこにある』。
• 建築系出版社を退職後に映画美学校で学び、修了制作が西東京市民映画祭自主制作映画コンペティションにて優秀作品賞を受賞した山本十雄馬監督作『勝手口の少女』の短編4作品。

フレッシュな感性と第一級の確かな技術が作り上げた個性豊かな作品になること間違いなしです。新しい才能をあなたの目で確かめてください。
 

東京 合評上映会（業界関係者＋一般モニター向け）

合評上映会を東京で開催します。
各作品上映後には、監督および一部出演者による舞台挨拶を実施予定です。

一般モニター募集

【応募資格】4作品全てをご鑑賞いただき、全作品のアンケートにご回答いただける方
【定　　員】20名（先着順）
【応募方法】下記のndjc公式サイトの合評上映会特設ページをご確認の上、お申込みください。
　　　　　　定員に達したため、お申し込みは終了いたしました。
 

※先着順で受付し、定員に達し次第募集を締め切らせていただきます。

監督および作品紹介

©2024 VIPO2024年／カラー／ビスタ

■監督：城 真也（JO Masaya）
■作品：『明るいニュース』
校門を乗り越えるには、ちょうどいい理由でした。
清掃員の仕事をクビになった濱中元は、怪我をして訪れた病院で、看護師の内田靖子に一目惚れをする。半ば強引に関係を結ぶも、靖子には別の恋人がいて、彼との間に子どもが出来たとのこと。それを聞いた元は自分の子どもだと信じ込み、嬉々として父に報告するが望んでいた反応は得られず…。
○作家推薦：PFF
○制作プロダクション：オフィス・シロウズ
○出演：篠原悠伸　安 亜希子　菊川実晴　伊藤佳範　鈴木晋介

©2024 VIPO2024年／カラー／ヨーロピアンビスタ

■監督：西口 洸（NISHIGUCHI Hikaru）
■作品：『恋は真っ赤に燃えて』
友情の花が咲いたんやなぁ
田中イチローはアフリカ系アメリカ人と日本人とのミックスの高校1年生。クラスメイトのゆいに想いを寄せながら友人の治と悶々とした日々を送っている。そんな彼の前に現れた転校生マイケルはヨーロッパ系アメリカ人と日本人のミックス。4人の想いが交錯する時、恋の花火が打ち上がる。
○作家推薦：大阪芸術大学 映像学科
○制作プロダクション：Lat-Lon（ラトロン）
○出演：トロツキー・マックレンドン　髙橋 翔　中島瑠菜　田中智也　板尾創路

©2024 VIPO2024年／カラー／ビスタ

■監督：野田麗未（NODA Remi）
■作品：『光はどこにある』
強く、弱く、儚く、しぶとい。
消化器内科病棟で働く看護師の田辺灯里(27) は、新人看護師・朝倉健太(22）らと共に慌ただしい日々を送っている。ある日緊急入院で膵臓癌ステージ４の患者・山野佳子(74)が運び込まれてくる。佳子を見た途端、固まる灯里。灯里には、誰にも明かせていない“過去”があったー
○作家推薦：TMS東京映画映像学校
○制作プロダクション：RIKIプロジェクト
○出演：円井わん　東 龍之介　霧島れいか　鷲尾真知子

©2024 VIPO2024年／カラー／スタンダード

■監督：山本十雄馬（YAMAMOTO Toma）
■作品：『勝手口の少女』
この音が、私の友達が近くにいる合図だったの。
中学2年生の謙一は、母・博子から日常的に虐待を受けていた。ある日の夕方、なじられた謙一がはっと我に返ると、階下で倒れて動かなくなった博子の姿が目に飛び込んでくる。その夜、女のすすり泣く声に導かれた謙一は、勝手口で泣いている見知らぬ少女に出会う。
○作家推薦：映画美学校
○制作プロダクション：東映東京撮影所
○出演：斎藤汰鷹　石田莉子　山田浩市　黒沢あすか

お問い合わせ先

特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）
ndjc事務局
e-mail：ndjc@vipo.or.jp
 
 

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