国立映画アーカイブ「令和5年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環として、2024年2月10日（土）～18日（日）に調布市文化会館たづくり・北ギャラリーにて令和5年度国立映画アーカイブ「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」展示“御意見無用！東映東京撮影所物語／関連展示：知られざる「日本映画博覧会」”を開催いたしました。

展示内容

展示構成は、令和5年度の関東（練馬）地区および東海・近畿地区の実地調査結果を元に、（1）東映東京撮影所の歴史と（2）日本映画博覧会をテーマに選び、キュレーションを行いました。
 
（1）では、東映東京撮影所で所在を確認した資料と国立映画アーカイブ所蔵資料や個人からの提供資料を組み合わせて、『トラック野郎』シリーズ等の人気作を生んだ東映東京撮影所の前史から現在にいたるまでの歴史の一端を紹介しました。また（2）では、国立映画アーカイブや個人所蔵の貴重な資料を通じて、1957年に愛知県・犬山市で開催されながら顧みられる機会の少ない巨大イベント「日本映画博覧会」の一端を紹介しました。さらに本事業にてデジタル化した北九州市立松永文庫と木下惠介記念館所蔵資料のデジタルデータの一部を、タブレット端末で来場者が操作して閲覧できる形で展示しました。
 
9日間の展示期間の総来場者数※は、2412人で、前年比約1.5培の来場者数を記録しました。
※同会場で同時開催の別展示と共通受付での集計人数
 

アンケート結果より（一部紹介）

• 毎年楽しみにしている方や初めての方で過去の本事業の展示も見たかったという、展示に満足あるいは期待する回答が得られました。
• 展示内容について最も多く触れられていたのは「トラック野郎」シリーズ資料で、他にも澤井監督の手書きメモ類や「幻の映画企画」などの資料についてよかった、あるいは興味深かったという回答が得られました。

開催概要

お問い合わせ先

特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）
令和5年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業事務局
E-mail: nonfilm.archive@vipo.or.jp
 
 

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  【展示のご案内】2/10-18 “御意見無用！東映東京撮影所物語／関連展示：知られざる「日本映画博覧会」”