VIPO(ヴィーポ)は、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」において「長編映画の企画・脚本開発サポート」を実施しています。
この度、2022年度の開発作品である坂本悠花里監督『白の花果(“White Flowers and Fruits”)』(プロデューサー:山本晃久氏)が、香港国際映画祭併設の企画マーケット「The Hong Kong – Asia Film Financing Forum (HAF)」にて“ウディネ フォーカスアジア賞/Udine Focus Asia Award ”を受賞しました。本賞はアジアとヨーロッパ間の共同製作を奨励、促進することを目的としており、4月29日〜5月1日にイタリア ウディネで開催されるファーイースト映画祭と同時開催のFOCUS ASIA*に招待されます。
*FOCUS ASIAとは
「ファーイースト映画祭」期間中、3日間行われる業界関係者向けのイベントで、アジアとヨーロッパのプロデューサー、セールスエージェント、映画配給会社、テレビ放送局、VODプラットフォームがネットワーキングし、関係を発展させるためのプラットフォーム。
HAF公式サイトは[こちら]
左から2番目:坂本悠花里監督、左から3番目:山本晃久氏
【長編映画の企画・脚本開発サポートについて】
オリジナル映画の企画書・脚本を公募し、一次選考を実施。選出された作家は、山本晃久プロデューサー(ウォルト・ディズニー・ジャパン)による講義にて商業長編映画作品を製作するにあたり必要な知識や考え方を学び、最終選考に向けて企画書・脚本をブラッシュアップしました。あわせて面接も行い、研修参加作家2名を決定。2名の作家は、講師による指導のもとで企画・脚本開発、パイロット映像の製作に取り組み、開発された脚本とパイロット映像をもって映画製作者に向けたプレゼンテーションに取り組みました。
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
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