VIPO（ヴィーポ）は、経済産業省、令和5年度「我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業（コンテンツ産業の海外展開等支援）（JLOX+）」の一環として、2024年5月14日（火）～22日（水）に開催されるカンヌ国際映画祭併設マーケット「Marche du Film」とその中で開催される国際共同製作や海外展開を支援するプログラム ①「Spotlight Asia」と「Producers Network」に参加する映画プロデューサーおよび ②IP企画のプレゼンターを募集し、下記のとおり参加者が決定いたしましたので、お知らせいたします。
 
本プログラムに参加することにより、国際共同製作における各国の支援団体や支援制度の理解、共同制作を目指している各国のプロデューサーとのネットワーキングや国際共同製作の最新の動向等について、包括的に体験することができます。
 
今回の参加によって、参加者の今後の海外展開の進展に繋がるべく、VIPOとして現地でもサポートすると共に、この機会で参加者が得た経験や学びは後日実施報告としてレポートいたします。
 

「Spotlight Asia」+「Producers Network」参加者

*名字のアルファベット順

青山エイミー Ume Films合同会社

平松卓真 スペースビュート株式会社

小出大樹 K2Pictures

青山エイミープロフィール
1992年大阪生まれ。中学生の頃に観たハイスクールミュージカルに憧れて高校留学を決める。高校3年間をカナダで過ごし、異文化や身体表現に興味を持つ。大学在学中、1年間のトロント大学交換留学の際に好きになった人が映画監督を目指していたので、振り向いてもらおうと方法を探したところ、映画監督の助手募集に応募したのがきっかけで映像の道に進む。制作や助監督として現場経験を踏んだのちプロデューサーとなる。現在はUme Filmsという会社を立ち上げ、海外プロダクションの日本撮影や海外共同制作映画制作のプロデューサーとして活躍中。「Ume」には春一番に咲く梅の花だけではなく、U and me(あなたと私)で一緒に作る、という意味も込められている。近年代表作に短編『DREAM BOX』(2022)、National Geographicオリジナルコンテンツ『Best of the World 2024』などがある。
 
平松卓真プロフィール
プロデューサー 1987年生まれ。高校進学にともないオレゴンに渡米。帰国後、都内にて広告やデザイン制作に関わり、2014年にベルリンに渡独。
2023年『AFTERGLOWS』で自身初の映画プロデューサー・脚本を務める。
 
小出大樹プロフィール
早稲田大学在学中に是枝裕和監督に師事。大学卒業後の2016年、東映株式会社に入社し、テレビ制作部にて「仮面ライダージオウ」のプロデュース補をつとめるなどキャラクター作品の制作に携わる。その傍ら、短編『はじまり』(今中康平監督)、短編『岩をも通す村重』(根本宗子監督)、長編『海辺の金魚』(小川紗良監督、全州映画祭コンペティション部門ノミネート)の企画・プロデュースを行うなど活動。2019年からは映画部門にてプロデューサーとして『LIP×LIP FILM×LIVE』(2020年、原作・HoneyWorks)、『ヘルドッグス』(2022年、原田眞人監督)にかかわり、2023年には長編映画『シン・仮面ライダー』(庵野秀明監督)、NHK放送『ドキュメント「シン・仮面ライダー」〜ヒーローアクション挑戦の舞台裏〜』をプロデュース。2023年9月に東映株式会社を退社、同年10月よりK2 Picturesに参加。現在進行中の広瀬奈々子監督作品で、2023釜山映画祭APMのCJ賞とARRI賞を受賞。
 

「Spotlight Asia」+「IP企画」参加者

加倉井誠人 株式会社バンダイナムコフィルムワークス 企画名：『ウィッチハンターロビン』

田中栄子 株式会社STUDIO4℃ 企画名：『CHAO』

加倉井誠人プロフィール
映画の国際ライセンス担当に従事した後、2000年の日米英共同製作北野 武監督作品『BROTHER』に参画。以降、2005年米日共同制作『BIG RIVER』（監督：舩橋 淳）等を含め海外担当、アシスタントプロデューサー、ラインプロデューサー等を務め、2013年よりプロデューサー。2016年の石川 慶初監督作品『愚行録』をベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品。2022年、川和田恵真監督によるベルリン映画祭ジェネレーションズKplus部門出品作『マイスモールランド』のアソシエイトプロデューサーも務めた。2019年にはプロデュースした石川 慶監督作品『蜜蜂と遠雷』で藤本賞奨励賞を受賞。現在、バンダイナムコフィルムワークスにて映画をプロデュース。
 
田中栄子プロフィール
Beyond C.、STUDIO4℃代表取締役社長。青山学院大学卒。
スタジオジブリで『となりのトトロ』（1988）、『魔女の宅急便』（1989）のラインプロデューサーを務めたあと、「STUDIO4℃」を設立。『MEMORIES』（1995）、『鉄コン筋クリート』（2006）、『海獣の子供』（2019）などの劇場作品をはじめ、短編やMV、CM、海外との共同制作など、多彩な映像作品をプロデュース。クリエイターを重視する姿勢を貫き、常に個性的なビジュアル表現を追求する意欲的企画製作に挑み続けている。最新作は、手塚治虫原作の『火の鳥 エデンの花』（2023）。
 

お問い合わせ先

特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）
グローバル事業推進部
E-mail：matching@vipo.or.jp 担当：谷元
 
 

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