NPO法人 映像産業振興機構(略称:VIPO、理事長:松谷孝征、東京都中央区)が企画・運営する文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2015」は、今年度の製作実地研修に参加する4人の作家を決定いたしました。
10回目を迎える今年度は、過去最多となる76名、42の推薦団体より応募がありました。8月には課題撮影を中心としたワークショップに15名が参加、その中から応募資料やワークショップの成果を総合的に勘案し、製作実地研修に進む4人を決定、現在はプロの講師の指導のもと脚本開発を行っています。
製作実地研修では、各制作プロダクションご協力をいただきプロのスタッフのもと、35mmフィルムによる短編映画の製作を行います。映画の完成は2016年1月。2月から3月にかけて東京他で合評上映会及び劇場公開を行います。作家及び今後のスケジュールは以下のとおりです。
ndjc2015参加作家決定リリース
佐藤 快磨(さとう たくま)? 推薦団体:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ
福田 桃子(ふくだ ももこ) 推薦団体:日本映画大学
藤井 悠輔(ふじい ゆうすけ) 推薦団体:ショートショート実行委員会
堀江 貴大(ほりえ たかひろ) 推薦団体:TAMA映画フォーラム実行委員会
○製作実地研修:
9月(脚本指導・プロダクション決定)/10月~12月(撮影)/12月~1月(仕上げ)/1月中旬(完成)
○作品発表:
2月~3月(合評上映会:東京その他3か所予定)/3月(劇場公開:東京他1か所予定)
※その他、事業に関する詳細は、プロジェクトHP(http://www.vipo-ndjc.jp/)をご参照ください。
ndjcは、次代を担う優れた長編映画監督の発掘と育成を目指し、平成18年度より実施しているもので、優れた若手映画監督を公募し、本格的な映像製作技術と作家性を磨くために必要な知識や技術を継承するためのワークショップや製作実地研修を実施すると同時に、作品発表の場を提供することで、次代を担う長編映画監督の発掘と育成を目指しています。